価値観は文章にも会話にも、無意識に表れる
久しぶりに「トラストコーチングスクール」講座をお届けしました。
このところ、継続セッションや体験セッションが続いていたので、
原点でもある講座を、テキストに添って一緒に考える時間はとても貴重な機会でした。
はじめに、思考ありき。
書くことも、話すことも、聴くことも、すべての土台として「考える」プロセスが絶対に必要。
そこには無意識にも価値観の偏りがあったり、それによって相手を「評価」してしまっていたりすることもあります。
そんな風に考え方や捉え方に偏りがあると、それがそのまま文章や会話に出てきてしまう。
だから頭の中で自分が何を大切にしているのか、
どんな価値観を持っていて、何を受け入れられないと感じているのかに気づくこと、
それを必要に応じて調整することは、ライターとしてもすごく大事なプロセスだなと改めて感じました。
例えば私が、
「中学受験はさせるべきではない。
小学生の間は勉強よりも友達と遊ぶことやスポーツなどを通して、想像力やコミュニケーション力を身につけるべきだ」
という強い価値観を持っているとしたら(あくまで例ですよ)、
中受をさせるために子どもを勉強に誘導させようとする方に対して、
「あなたの考えは間違っている」というメッセージを送ってしまうかもしれない。
インタビューで塾を経営している人が中受で得られる体験やスキルなどを語っているとしても、
言葉通りに受け取れないかもしれない。
そんな風に「中受をする選択」側にある情報や、その価値観を持っている人をシャットアウトすることで、
いろんな可能性を自ら失うことになるかもしれませんよね。
少なくとも、そういう価値観を強く相手にも押しつけてしまうと、
お子さんが中学受験に向けて頑張っているのを応援している人と、信頼関係なんて築けません。
価値観を持つこと自体が悪いわけじゃなく、価値観は人によって違うものと知ること。
相手を変えようとするのではなく、
「あなたはそういう価値観を持っているんだね」と認め合うコミュニケーションを取れれば、
自分の視点も広がっていく。
それは、ライターとしても必要な姿勢だと思います。
逆に、相手をジャッジしない姿勢を持てていれば、
誰かを傷つける表現を使わずに自分の思いを主張しやすくなります。
ライターとして人の話をきちんと受け取るためにも、
引き続きコミュニケーションを学び続けていかないとな、と改めて思いました。
~本日のまとめ~
自分の価値観を知り、偏りがあれば調整する。
ぜひサポートをお願いいたします!あなたのサポートが自信と責任感につながります^^