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「これから先どうするか、考えなきゃ」という時にオススメの視点


これから就職活動をする時、
「今の会社でこのまま仕事をしていていいのかな・・・」と思った時、
育児休暇中にふと「先のことを考えて、今のうちにやっておいた方がいいことってあるのかな・・・?」と気になった時。

「自分のやりたいこと、出来ることって何だろう」と思うシーンって、時々突然訪れます。

自分がどこに向かっているのか、この先何をやっていくのか、先が見通せないと不安になるもの。

でも「自分に出来ることって何だろう」「もういいトシだし、つぶしが効く仕事じゃないし」なんて自信が持てないとしたら、さらに不安は倍増しますよね。

私も体調を崩して休職している間、会社を辞めるべきなのか復帰するべきなのか迷っている間は本当に苦しくて、もういっそ誰か決めてくれ!とばかりに占いに行ったり、「どうしたらいいと思う?」なんて相談を友達にしまくったりしていました(笑)

でも、間違いなくその答えは自分の中にあります

何が正解なんていうものはない。キャリアの答えは自分で決めるしかないんです。

じゃあ、どんな風に考えていけばいいのか。一緒に考えていきたいと思います。

①「やりたいことがわからない」場合

自分のやりたいことがわからないという場合は、もう少し分解して考えていきましょう。

私は最初に「どんな社会の課題・テーマの解決なら自分は燃えるか」という問いから考えてみることをオススメします。

誰のためなら、がんばれるか。
どんなテーマの解決に貢献することに喜びを感じるか。


これは本当に人それぞれ。何が正しいとか、優先順位が高いとかはありません。人間は自分のためにがんばれるのには限界があります。仕事だからしんどい時もうまくいかない時もあるけれど、だれかのためだから、がんばれる

マズローの欲求5段階説には実は第6の欲求があるとされているのをご存じですか?「自己超越の欲求」という、自分を越えた他者や社会に貢献したいという欲求が一番高次な欲求として持っているのだそう。だれだって、究極的にはだれかのために貢献したいと思っている、ということですね。

誰のため、どんな課題解決のために貢献したいか、という自分なりのテーマが見つかったら、それを実現するために自分の得意なことや好きなことを考えていく、というステップで考えていくのがオススメです。

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②「この先の変化に備えて今何をやっておけばいい?」という場合

自分なんてたいしたスキルもないし・・・なんて考える前に、世の中にニーズのあるスキルや経験とはどんなものか、確認することをオススメします。

例えば求人サイトに「歓迎するスキル・経験」などの項目がありますよね。自分の興味のある分野ではどんなスキルや経験が求められているのか、見てみましょう。

求める人物像に、

自分から意見やアイデアを出すのが好きな方」「チームリーダーの経験がある方歓迎

とあったとします。

そうすると、アイデアを出すことや場を仕切ることが好きな人にとっては、ごく自然にやっていることに市場価値があることがわかります。

また、今後その業界に転職したいと考えているなら、今後の仕事の中で「アイデアを出すことが好きで実際に実行した経験」「チームリーダーの経験」をON出来るように、プロジェクトメンバーの募集があった時に手を挙げたり、上司との面談の際にこういった経験をしたいといった希望を伝えるなどしておけばいいのだな、と取るべきアクションが見えてきます。

それに、強みやスキルというと資格などを思い浮かべる方が多いですが、勉強して所得した資格よりも、現場で汗をかいたリアルな経験の方が魅力的に見られる場合も大いにあります。

市場価値のある経験や知識って何だろう、と情報収集する
今履歴書や職務経歴書を書くとしたらどんな経験を書けるか考えてみて、足りないものを補っていく

日々の仕事の中で「自分は今この経験をONしているんだ」と意識しながら取り組んでいくと、現業に対する意欲も取り組む精度も変わってくるので、目的意識を持つことはメリットが大きいと言えます。

③「仕事と育児の両立なんてもう無理!」という場合

私も3人の子供を育てながら、残業前提のフルタイム編集者・夫毎日終電・両実家遠方というかなりの無理ゲーな条件の中で仕事をしてきました。

ワーキングマザーは人によって本当に状況が違うので、一概に言えないのですが、一つだけアドバイスをさせていただくなら、

ワーキングマザーのキャリアは中長期的視点で考えて~!

ということです。
今いま、もう無理!もう辞める!!と思っているとしても、子育ての状況ってけっこう短期間で変化します。
自分でご飯を食べられなかった子供が、食べたお茶碗を下げられるようになったり、妹のめんどうを見られるようになったりします。
今「しんどい」と思っていることが、来年もそうなのかわからないのがワーキングマザー。
逆に今は気持ちよく仕事が出来ていたのに上司が異動して急に居心地が悪くなったりすることもあるのが会社員でもあります。
泣きたくなることも、全部投げ出したくなることも、走って逃げたくなることもあります。
でも、ちゃぶ台を返す前にちょっとだけ冷静になって、
「来年になっても問題は変わらない?3年後にはどうなってそう?子供は小学生に上がったらどんな生活に変わる?近々解決しそうな課題と、新たに追加される課題って何だっけ?」とちょっとだけ先を見据えて考えてから、ひっくり返すかどうか決めることをオススメします。

今回は3つのケースについて、考えていただきたい視点をお伝えしましたが、いずれにしてもキャリアを考えるうえで一番大切なことは「自分を知る」ことだと考えています。
何を大事にするのか、何を基準に考えるのか。決められるのは自分だけだし、その決断でよかったと感じるのも、しまったと感じるのも自分ですから。

実際に行動を起こす前に最初にやるべきことは、自分の思考と感情を整理して、基準を明らかにすること

転職サイトに登録するのも、上司との面談に臨むのも、それから。
そうすれば迷いなく、行動できるはずです。

そして、自分の頭の中と気持ちを整理する段階で、お手伝いできるのがコーチです。
企業との利害関係などがない完全にフラットな立場なので、100%純粋にクライアントのためにサポートすることが出来ます。

自分は誰のために、何のために仕事をしたいんだろう。何を大事にして、何を基準にこれからのことを考えていきたいんだろう。

自分と向き合い、整理するお手伝いをさせていただけたら嬉しいです。

キャリアコーチ/トラストコーチングスクール認定コーチ

中原絵里子

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