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ドイツ留学日記:日本とドイツの違い🇯🇵🇩🇪

はじめに

2021年9月から1年間、ドイツのハンブルク工科大学というところに留学しているので、その1ヶ月目の記録も兼ねて思ったことなど書いてみます。
9月1日、トルコのオリンピック選手団と同じ飛行機で羽田空港から出発。
搭乗口のところで急に悲しくなって泣き出し、知らない外国人にAre you Okay?と突っ込まれ、not reallyという意味わからない返しをしたところから私の留学がスタートしました。

ドイツで過ごしていると、日々何かしらで文化の違いを感じることがたくさんあります。

その中でも特に、来て早々感じたことについて書いてみたいと思います。


日本とドイツの違い

ドイツに来て、驚いた点は無限にありますが、その中でも特に印象に残っていることをいくつか書いてみます。

🐶犬がお利口
まず驚いたのは、多くの犬がリードなしで散歩していたことです。もちろんリードをしている犬もいるのですが、チワワのような小さくてすぐいなくなってしまいそうな犬もリードがないのにお行儀よく飼い主の隣を歩いていて可愛すぎました。
散歩中の犬だけではなく、電車に乗っている犬、スーパーで飼い主と一緒に店内で買い物している犬などもいてみんなおとなしいのです。
ドイツの人に聞いたところ、Hundeschule(フンデシューレ)という犬専用の学校に通うのが一般的なのだそうです。また、ドイツでは「檻」が禁止されているため、ペットショップではなくブリーダーから犬を買うのだそう。


🚌バスや電車に改札がない
バスや電車を乗る時、チケットをアプリか券売機で買いますが改札がありません。性善説で回っているのだろうかと思いきや、ごくたまにチケットを確認する係員が回ってきます。私は初めの2ヶ月間一度も出会わなかったのですが、朝6時に電車に乗った日にその日だけで2回会いました。中には係の人を見るや否や立ち上がって号車を変える人たちが数人いて、明らかにこの人たちチケット買ってないやろ!と思うも、特に係の人が追いかける様子もなく見せしめのための見回りなのだろうかと少し疑問に思いました、笑

💰トイレでお金がかかる場合がある
ショッピングセンターやBarのトイレの前に置いてあるお皿にお金を入れるのは任意なのですが、大きい本屋や駅のトイレは硬貨を入れないと入り口を通れない仕組みになっています。なのでお金を探している間に抜かされちゃったりします笑

🥶気候(寒すぎ)
東京を出発した時は30℃前後、ドイツに着いたら15℃でとりあえず寒すぎて”Mir ist kalt.”(寒い〜!)って言い回しを教えてもらい多用しまくっていました。それでも9月だから(なのか?)半袖の人が一定数いて、人間の適応力はすごいなと思いました。。

😷マスクをしなくて良い
これは文化の違いでもなんでもありませんが、電車降りてすぐ付き添いの人に「もうマスクしなくていいよ」と言われて、日本の”どこにいてもマスク”に慣れすぎていたせいか本当に外して大丈夫なの?と驚いた覚えがあります。けどこっちの人は多くの人がFFP2マスク(医療用マスク)をしているのでそこにも違和感がありましたが。

💐名前に反応してくれる
自分の名前は元々好きだったけど、こっちに来てもっと好きになりました。
初めましての人に会って自己紹介するたびに何かしらリアクションをくれる人が多くてそれだけでアイスブレイクになってます笑
例えば、「えりかってドイツの名前だよね?」「本当の名前は何?(言いやすい名前を言ってくれてる?みたいなニュアンス)」「Erikaっていう歌があるよ〜(と言って軍歌を歌い出してくれた人)」や道端で話しかけられた人に「この前エリカの花が一面に咲いているところに行ってきたの」と写真をもらったり、、と多くの人に反応してもらえました。


📔ドイツでは理論が大切
研究をしてて思ったこととしてドイツは理論がしっかりしていないと実社会に導入されない、ということです。日本の場合、何か研究で良い実験結果が出たとして、なぜ良い結果になるのかはわからないけどとりあえず良いから企業に取り入れよう、という動きになります。一方ドイツはいくら実験結果がよくても、なぜその良い結果が出るのかというメカニズムの部分がわかっていない限り実社会への導入は難しいそうです。こういうところにも文化の違いが表れるのだなと思いました。


🐕動物が多い&人に慣れている
例えば、日本より(東京より)蜂が多い気がします。学校でも家でも窓をずっと開けているといつかは蜂が入ってくるし、公園でBBQしていた時に友達が蜂に刺されていたりとよく出会うな〜と思ってしまいます。この蜂についてイタリア人の友達と議論になったのですが、蜂は種類によっては一度人間を刺すとその蜂自体も死んでしまうという蜂がいるようです。なので一概に蜂と言ってもビビらなくて良い(刺してこない)蜂もいるとのことでした。
他にもリスをしょっちゅう見かけたり、アヒルが湖から出てきて近寄ってきたり、鳩が人間が近寄っても逃げなかったり、人間慣れしているのかな?という生き物が多い気がします。


⛪️建物がかわいい
市庁舎がお城のようだったり、住宅街に入ると屋根が急斜面になっている家が多かったりと、景色がとても可愛いのです。友達の言葉を借りていうなら、どこを歩いてもディズニーみたいなのです。特にブレーメンは街全体が可愛くてバイオリンなどを道端で演奏している人が多く、ディズニー感が強めのいい雰囲気でした。

🗣複数言語話せる人が多い
これはかなり衝撃だったのですが、若い人だとおそらく平均して3〜4言語話せる人が多くて今までのコンフォートゾーンが少し広がった気がします。日本にいるとバイリンガルすごい!トリリンガル天才!!みたいなイメージですが、こちらの人は親戚がすでにグローバルだったり、自分で勉強していたり、留学生だったりとで3〜4言語が普通のようです。例えば私のスイス人の18歳のflatメイトはスイスのフランス語圏生まれで、両親がスペイン出身で、英語は一般教養、ドイツ語を学ぶためにドイツに留学に来ている、と言った具合ですでに4言語話せるのです。こういう人たちがたくさんいます笑

おわりに

トビタテ留学JAPAN!の事前研修で、noteで毎月発信します!って宣言しておきながら早くも2ヶ月経ってしまいました😂
留学を志している人、ドイツに興味を持っている人、色んな人に届きますように!(という思いも込めてここで使えるのかわからないハッシュタグを初めて使ってみます)



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