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路線バスルートで分かった「田舎暮らし」理想エリア

路線バス頼み

10日間海辺の町・牛窓の家で過ごして、岡山市内で用事があるので、移動しました。車のない私、「街」へ出るには、路線バスだけが頼りです。
家の最寄りバス停(終点)から、最寄りJR駅(だいたい終点)まで、23駅22分。11kmの距離です。

家を出たのは14時42分。バス停まで、ゆっくり歩くと16分。14時58分にバス停に着いて、15時0分のバスに乗ります。1時間に一本(一本もない時間帯もある)、乗りはぐれたら大変!

乗客は私と、お婆さん一人。お婆さんは8駅乗った所で降りました。まあ毎回ほぼ貸し切りです。大型バスが哀しい。出血多量ダラダラの赤字路線です😭

最寄りの邑久駅まで、23駅。だんだんルートが頭に入ってきました。

海沿いエリア


最初の6駅は、海辺の町を、海岸に沿って走る。警察署、消防署、銀行、郵便局、目ぼしい施設は一通り揃ってる。レストランやカフェが点在し、道の駅的な農協ショップがあり、唯一のコンビニ、唯一のガソリンスタンド、大型のドラッグストアが固まってる。小学校と中学校がある。
このストリートの端まで歩いて30分くらい、自転車なら15分くらい。ここが私の「生活圏」です。

山林エリア

そこを過ぎると、一気に何もなくなる。3駅くらい山がちで、一駅の間隔も長い。山林があって、家が点在してる。でもお店は一軒もない。コンビニもない。ほんとーに何にもない。たまに工場。たまにトラック駐車場。たまに倉庫。
こういうエリアが、「車がないと暮らせない」地域なんだろうな、と思う。景色も素敵じゃないよね。殺伐としています。

田園エリア

山がちなエリアが終わると、9駅くらい延々と田畑が広がるエリア。ここも住宅ぽつぽつ。店もほとんどない。コンビニが一軒、郵便局が一軒、くらい。
遠くに電車が通り、有料道路の高架が見える。これはこれでのどかさがない。「車エリア」感満載。

住宅エリア

最後の数駅、駅が近づいてくると、住宅が増えてくる。家が固まって、住宅街になってくる。コンビニも現れ、ロードサイドレストランも見かけるようになる。
病院や美容院など、「店舗」も混じり始める。
駅の近くには,チェーン系大型スーパー、地元系小型スーパー、ラーメン屋、土産屋などがあり、駅前にはケーキ屋さんがある。
ここまで来ると、自転車があれば暮らせそうだけど、山の緑、田畑の緑率は落ち、「田舎」感はなくなってくる。

バスルート結論

終点から終点へ、22分の旅でバス路線観察してみて、改めて「牛窓町牛窓」の良さを再確テキトーに岡山に来て、テキトーに瀬戸内市牛窓町を選んだけど、こうやって振り返ると、他に選択肢はなかった。田舎らしさと利便性のマッチング。てから牛窓町、最高すぎないか?


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