第二子の妊娠生活振り返り。出産直後の気持ち。

10ヶ月。
長かった。
ながかった。
お腹が大きくなった。
たくさん泣いた。
いそがしかった。
街のひととたくさん話した。
思ったより体は元気だった。
思ったより心は元気じゃなかった。
赤ちゃんはいつでも元気だった。
夫の優しさに感謝。
夫の真面目さを再認識。
夫の育休ばんざい!

産後すぐ考えて思いつくのは
こんなところだ。

ネットで
子供を連れていると優しくしてくれる
という記事やマンガを見ると
ほんっとにそうだなぁ
って思う。

特に
あきらかな妊婦&あきらかに0歳児
のコンビだったわたしたちは
結構みんな、優しかった。

その優しさに感動する一方で
家では普通に扱われることに
なんだかなぁ…
って気持ちになった。

いや、いいんだ。
そんなに毎日優しくされても確かに困るし。
妊娠は病気じゃない。そう、確かにそう。
優しくされたいわけでも
気を遣われたいわけでもない。

ただ、分かってほしかった。
体の変化についていくのが難しい。
ホルモンバランスの変化に対応できない。
いつもちょっと気持ち悪い。
いつもちょっと体が重い。
いつも眠い。
初めてばかりの長男の世話のプレッシャー。
長男からもらう病気たち。

普通に接してくれればいい。
過度な気遣いはいらない。
ほっといてほしいときもあった。
わたしのイライラに、イライラしないでほしかった。

それを理解してくれたのは
育休が始まってからの、夫だけだった。

育休が始まるまでが大変だったなぁ。
孤軍奮闘、四面楚歌、背水の陣。
そんなところだったな。

家での孤独感を紛らわせてくれたのは
街で出会う知らない人たち。
仲良く話すようになった人もいたし
挨拶程度の人もいた。

みんな優しくて
涙が出た。
気が晴れた。

長男は日に日にかわいさを増して
意思疎通が少しずつできるようになって
後半はそれも癒やしだった。

そんなこんなで
ほとんどお腹にいたあなたに話しかけることはなかったけれど(笑)
たくさんの人たちとのお話と
わたしのジェットコースターの感情と
長男のお腹への攻撃と。
お腹にいる間に受け止めてくれて
ほんとうにありがとう。

この10ヶ月で、
わたしのことを理解してくれたのか…

計画分娩で入院したその日に、
陣痛が来て自然分娩で産まれてしまうとは。
あなたはなんて母思いで、そして
自分で道を切り開くタイプの子なのか。

ほんとうに、ありがとう。

産後のダメージがほとんどない!
(ただ、なぜか寝られないだけ)

そして、ありがとう、助産師さん。

妊娠、出産、産後、
みんなに助けられて生きているのを
全身で感じている。

出産って…いいですね!

みんな、ありがとう!!!

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