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ロゴ利用時にはガイドラインを確認しよう:CI (Corporate Identity) 初心者向け

もし、あなたがマーケティングや営業担当でロゴを使った広告や販促品を作成しようとしているとします。その際に、必ずガイドラインを確認していただきたいのです。もしなければ、作るしかありません。しかるべき部署に相談しましょう。
この記事ではCIの必要性と守る理由について述べます。

1.CI (Corporate Identity)とは?

ビジネスにおいて、CI (Corporate Identity) は、企業のアイデンティティやブランドイメージを形成する重要な要素です。CIは、企業のロゴ、カラーリング、文書スタイル、マーケティング活動などを含みます。これらの要素が一貫していることは、企業がブランド認知度を高め、消費者の信頼を獲得するために非常に重要です。

CIを維持するためには、ガイドラインの作成と実行が不可欠です。ガイドラインは、企業のCI要素に関するルールやガイドをまとめたものであり、社内外のすべての関係者が理解できるように明確にする必要があります。ガイドラインに従わないことによって、企業はブランドイメージにダメージを与え、信頼性を損なう可能性があります。

ここまで読んで、CIがなぜ必要なのか何となくわかった方もいると思います。次になぜCIが必要なのかを説明します。

2.なぜCIが必要なの

CIを持つことには、様々なメリットがあります。まず、CIは企業やブランドの認知度を高めることができます。ロゴやカラーなどのCI要素が一貫していることで、消費者は企業やブランドをより覚えやすくなり、認知度を高めることができます。また、CIは企業やブランドの信頼感を高めることができます。一貫したCI要素があることで、企業やブランドのイメージを統一し、消費者に安心感を与えることができます。

さらに、CIは企業やブランドの差別化にもつながります。一貫したCI要素があることで、企業やブランドが他社とは異なる存在であることをアピールすることができます。このように、CIは企業やブランドにとって非常に重要な要素の一つであると言えます。

ここまで来るとCI要素があることはとてもメリットがあることが理解できたと思います。
次は、守る事がどれだけ重要かを説明します。

3.守らない事によるデメリットはとても大きい

CIガイドラインを守らない場合、企業やブランドに混乱が生じる可能性があります。例えば、ロゴやカラーなどのCI要素が異なる場合、消費者は企業やブランドを正しく認知することができず、混乱を招く可能性があります。また、CI要素を自由に使用することで、企業やブランド
の一貫性が損なわれ、消費者に信頼感を与えられなくなることがあります。さらに、CI要素を誤った使い方をすることで、企業やブランドのイメージを損なう可能性もあります。

さらに、CIガイドラインを守らないことで法的な問題に直面することもあります。例えば、他社の商標や著作権を侵害してしまう可能性があるため、CIガイドラインに沿った使用が必要です。また、一部の業界ではCI要素の一部に法的な制限がある場合もあります。これらの法的問題を回避するためにも、CIガイドラインを守ることが重要です。

自社のガイドラインだけでなく、他社のロゴを利用し販促物などを作成する際にもガイドラインを必ず確認して、その企業に確認を必ず行ってください。他社のブランドイメージを損なわせてしまった場合を想像すると気絶しそうになりますよね。

4.まとめ

企業やブランドにとって、CIは非常に重要な要素であり、一貫性を保つことで認知度や信頼感、差別化を図ることができます。しかし、CIを構築するだけでなく、そのガイドラインを守ることが重要であることを認識しましょう。CIガイドラインを守ることで、混乱を招かずに企業やブランドのイメージを維持し、法的問題も回避することができます。企業やブランドのアイデンティティを維持するために、CIガイドラインに従い、適切なCI要素の使用を心がけましょう。


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