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恐れに負けず夢を叶える人が持っているもの

学生時代の友人がNYに遊びに来ました。

2ヶ月のアメリカ横断の目的は、シンガーとしての武者修行。
家業を手伝う彼は、両親に頭を下げて休みを取得。円安の今、食べ物はスーパーのパンやサンドイッチで済ませながら、ひたすらストリートライブや飛び込みライブを繰り返してきたそうです。


印象的だったエピソードが、ナッシュビルのバーでのオープンマイク。
※オープンマイクとは、アマチュアのシンガーが、抽選もしくは早い者勝ちで15分ほどソロライブをさせてもらえるイベントだそうです

当初狙っていたバーで抽選漏れし、次に足を運んだバーで「バンドを付けるからオリジナル曲を歌ってもらわないといけない」と言われたそうです。

彼は普段カバー曲を歌ってばかり。もちろん、オリジナル曲は日本語しかありません。
純ジャパで、バンドメンバーにコードをシェアするのも一苦労なはずです。

そこで諦めてしまう人も多いのでは?と思いますが、彼は二つ返事でYESと答え、「ジャパニーズで曲を披露するぜ!」と豪語したそうです。(マスターはお気に召した様子)



アウェーな環境で諦めず挑戦しようと思った理由を聞いたら、こんな答えが返ってきました。

「自分の名前も知らない人から「この人の歌、なんだか好きだな。この人のライブ、面白くてクセになるな」と言ってもらえるようなアーティストになりたい。遥々武者修行に来て、そのための機会が目の前にやってきたのに、逃すわけにはいかなかった。そもそも失敗したって、その人たちと二度と会うことはないわけだし

彼は学生時代、ゴスペルサークルでいじられキャラだったのですが、この言葉には痺れました笑

恐れ、不安、プライド、安全を確保したい気持ち。
私たちには、本能的にそなわっている強い感情があります。

それを超えてアクションを取る人を見ると、いつも心を打たれます。

そしてこの一件で、それを可能にするのは「ビジョン:本当に欲しい未来」だなと確信が高まりました。


彼はまだ無名のアマチュアシンガーですが、そのうち夢を叶えるのではないだろうかという予感がします。
私もコーチとして、お客様の心に火を灯すビジョンをともに見つけていきたい!とあらためて感じたランチタイムでした。

※友人にはシェアの許可をもらっています

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NYのキャリアデザインコーチ
高野えり

自分の心に従ってイキイキ働きたい
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自己理解・キャリアデザインサポート


🗽My Profile🗽

上智大学卒業後、ソニー・教育ベンチャーで人事。
6年半で約1000名のキャリア支援を行う。
外の評価を基準にする働き方・生き方に悩んだ末、
2018年にデンマークの生涯教育機関に留学。
その後、夫の転勤を機にキャリアを中断しNYへ。
「自分はどうありたいのか?」「そのために何を
活かせるか?」と向き合い続けた末、
2021年~キャリアコーチとして活動。
自分らしさを活かし、心にウソをつかず
情熱を持って働きたい女性のキャリアデザインを
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