発達が気になる子が「行動しやすくなる」声かけ
発達が気になる子のなかには、言われていることが全部わかっていなくても、
▶︎周りに合わせて行動できる子
▶︎今までの経験から推測して行動できる子
も、います。
言われていることが全部わかっていなくても
行動ができる子は、
「言われたことが、全部理解できていない」
と周りは気づきにくい。
その子にとって必要な配慮が足りない
ことがあります。
発達が気になる子が「行動しやすくなる声かけ」には
ポイントがあります。
①子どもの注意をひいてから、話をはじめる
子どもが遊んでいるときや、勉強をしているとき、
大人が突然話しかけても
子どもが「自分に言っている」と気がつかないことがあります。
「私に話しかけてたの!?気がつかなかった!」
と、思うことは多くの人が経験したことがあるのでは。
📣子どもの近くに行って、目を合わせる
📣名前を呼んで、こちらを向かせる
ことを、話し始める前にします。
②具体的に言う
「ちゃんとして」「片付けて」「準備して」
どれも言いがちですが、あいまいな言葉です。
あいまいな言葉を理解することが難しい子は
「何を求められているのか」わかりにくいので
行動することができません。
たとえば、次のように言い換えてみては。
🌟ちゃんとして
→「カバンを部屋に置いてから、テレビを見て」
🌟片づけて→「本を棚に置いてきて」
🌟準備して→「カバンと水筒を持ってきて」
③「簡潔に」または「説明が必要」どっちのタイプ?
私の経験上、
「簡潔に」言う方が理解しやすいタイプの子と
「論理だてて説明」する方が理解しやすいタイプの子がいます。
傾向なので、場面にもよります。
📍「簡潔に」言う方がいい子
たとえば、一度にたくさんのことを覚えることが苦手な子。
「宿題の時間だから、テレビを消して」
「カバンからノートと教科書を持ってきて」
と、とってほしい行動を、
1つ〜その子が覚えられる数ずつ
言います。
📍「論理だてて説明」する方がいい子
推測することが苦手な子などです。
「◯時から宿題の時間だよね。
あと5分で宿題の時間になるから、テレビを消そう。
テレビ消したら、道具を持ってきて机で宿題を始めてね」
理由なども伝えて、順を追って話します。
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仕事のお昼休みでの参加もできます。
ただし、顔出ししてくださると嬉しいです。
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