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元メンヘラ界出身者の、人生180度好転物語

人生どん底、暗黒時代

それは17歳の時だった。

予備校で初めての彼氏ができた。

女子高だった私は、夢に見た共学ライフを叶えられた気がして、とても嬉しかった記憶がある。
キッカケは、私があげたチロルチョコ。
それから毎日隣の席に座るようになって、閉館後は予備校のビルの屋上で二人きりで話すようになった。
お昼はいつも一緒で、お互いのお弁当を分け合ったり、たまに手作り弁当も作っていった。
料理好きの私は、彼氏に手作り弁当を作るのがささやかな夢だったのだ。
近くで催された花火大会の日には二人こっそり抜け出したこともあったっけ。
少女漫画みたいな絵に描いたような日々は、何もかもが嬉しくて楽しかった。

愛情不足を感じたことはなかったし、この先もずっと一緒にいたいし、いずれ結婚したい、そうお互いに思っていた。

ただ一つだけ、当時の私には耐えきれないほど大きな不安になっていたことがあった。

連絡が一週間に一度のペースでしか来ないことと、二人で会う頻度も少なく不定期だったこと。

そんな中、大学は別々のところに通うことになり、より会う頻度は少なくなった。
バンドマンだった彼は大学でもバンドサークルに入り、
起業家を目指すため校外での人脈を広げる活動も活発になった。
「バンドマン」「起業家」というワードだけでも一目置かれるのに、人当たりもよく見た目も整った彼が、私を置いてどこか遠くへ行ってしまうのではないかとう不安に駆られた。
誰かに取れられてしまうのでは、というよりは、私の存在が彼の中で薄れていくのではないか、という不安だった。

一方当時の私は、幼い頃からの夢だった歌手になるため、
大学に入ると同時にボイストレーニングやライブ活動をスタートさせた。
その覚悟と決断も束の間。
彼から会えると連絡があればボイトレや他の予定をリスケする、
彼と会えるチャンスを逃したくないから会える可能性のある日は予定を開けておく、
月に1度しかライブ活動を入れない。
気付けば自分の夢を叶えることや自分の人生を充実させることよりもすでに、
恋愛優先、恋愛中心の”メンヘラ彼依存”が始まっていたのだ。

その寂しさや不安を彼に伝えて、話合って、一緒に乗り越え解決できたなら良かったのだろう。

でも、
「面倒くさい女だと思われたくない」
「重い女だと思われたくない」
「彼の負担になりたくない」
「私が我慢すればいい」
そう言い聞かせながら、いつも忠犬ハチ公ばりに待っていた。(けなげ…)

だがしかし、そんな私にもさすがに我慢の限界がきていたらしい。

ある日別れを切り出された時に言われた言葉は、
「えりが会うたび悲しそうな顔をするのを見ているのが辛い。」
だった。

それもそのはずだった。
会っている瞬間は幸せなはずなのに、辛かった。
態度に出てしまうくらい我慢できない辛さを、分かって欲しかった。(典型的な察して女子…)

そして最後に彼が残したある言葉が、呪縛のように私を更に苦しめることになる。

「俺が落ち着いた時に、例えば3年後とかにまた会えるかもしれないし。
ばったり街中で会ったりしたら運命だよね。」

(今思えば、「は?」w)

この言葉に期待して私はその後も3年、彼を好きでい続けた。

でもその3年が、私をどん底に突き落とした暗黒の時代となったのです。

彼優先、彼中心、彼がすべて、彼に依存していた私は、
失恋と同時にメンタルが崩壊。
食べ物が喉を通らない日が何日も続き、
部屋に引きこもり夜も眠れず毎日泣いて過ごし廃人化、
彼氏の話で盛り上がる友達の輪に溶け込めなくなり次第に孤立、
少し元気になってきたかと思えば寂しさを紛らわすように、
バイト仲間や友人と朝まで遊び倒して昼夜逆転の日々、
音楽活動では騙された挙句借金を負うことになり、
食事はバイト先のコンビニ廃棄でまかない、
メイクも落とさずそのまま寝てしまう日もあった。

到底、規則正しいとは言えない大学生活が始まってから1年程が経った頃、
母が私の肌を心配そうに見て言った。

「あんた、肌どうしたの、ちょっとやばいんじゃない?」

自覚がなかったわけではなかった。
たしかに最近荒れてるなぁ、とは思っていた。
今までは気づけば治っていたニキビだったけど、たしかになかなか治らないなぁとも思っていた。

母に言われて鏡を見てようやく気付いた。
「あ、やばいな」
今まで通り普通に過ごしていて運良く治るには、もう手遅れであることを。
今思えば、現実を直視したくないという現実逃避をすることでしか自分を保てなかったのだろう。

母のその言葉をきっかけに我に返った私は、
「とにかく早く治したい」と藁にも縋る思いで、
皮膚科、ニキビ専門エステ、美容クリニックなど点々とした。

いろんな薬に、エステに、クリニックで高額なコースを契約し、
コメド出し(器具を使ってニキビの心を押し出す施術。血も出るし痛いしでまじ涙が出る)や、フォトフェイシャル、ビタミンC導入、ピーリング、イオン導入…当時いいと言われていたものは全部試した。

毎週毎週必死に通い詰めて半年。

悪化することはなかったけれど、良くなっている実感も全くなかった。

「こんなに頑張っているのに何で良くならないの?
肌もボロボロで、恋愛も夢も人間関係も何もかも上手くいかないし、
自分には価値がないんだ。生きていくのが辛い。消えてしまいたい。」
自分の中身も外見もすべてに自信を失った私は、毎日そう思いながら、
寝て食べてまた寝るを繰り返して、再び廃人と化した。
(※ちなみにここまでで問題なのは、彼でも皮膚科やエステやクリニックでもなく、私自身の思考と心です。この辺りの分解は細かく分けて投稿にします。)

後になって親友に言われたが、
「あの時のえりは目を合わせなかった」と。

人間、自分に自信を無くし生きる希望を失うと、自然と人の目を見れなくなるらしい。
確かに、歩く時はいつも下を向いていたし、人と話す時も目を見て話せなかった。

何をやるにしてもやる気が起きない以前に、身体を動かすことさえできなかった。
もし、あの時精神科に行って診断してもらっていたら、うつ病、少なくとも予備軍だったのではないかと思う。(※自己診断)
ただなんとなく、そう診断されてしまったらもっとダメになる気がしていた。

「このままではダメだ」
そう思う気力だけは、幸い残っていた。

なけなしのお金は底をついているし、
お金をかけて人やものに頼っても費用対効果は感じなかったし、
金銭的にも気力的にも採算の合わない戦いに賭ける余力は残っていなかった。

だから、
日々の生活の中で自分でできることを地道に始めてみよう
と、0からまたニキビ撲滅に向けてスタートを切ったのだ。

これまでやれることは全力でやり切ってきたからか、
過度に期待せず、結果を急がず、ゆっくり地道に余裕を持ってやろう
と、今まで焦って結果を急いでいた時とはまったく違う心持ちだったのは、
肌を改善する上でかなり重要なポイントだった。
(ダイエットやビジネスも同じですよね。)

自分でやるからには正しい知識はマストだったので、
ネットや本をとにかく調べ、読み漁り、いろいろ試した。
日々1mmずつでも肌の変化を感じられることに喜びを感じ、
自分自身に人体実験をしているみたいで、楽しかった。

そして、また半年後ー

新しいニキビはできなくなり、凸凹は目立たなくなって、
赤みやニキビ跡も薄くなっていた。

20歳と現在(2024年)

気付けば心までも軽く、前向きになり、自信も取り戻してきた。

人間、自信を持つと、自然と人の目を見て話せるし、前を向いて堂々と歩けるようになるらしい。
目の前の視界が広がって、世界が明るく眩しくさえ感じられたあの日を、
私はこの先も忘れることはないだろう。

単純に、あの頃の私は若すぎて知識や経験不足だったと言ってしまえば、
そうなのだろう。

でも今振り返れば、
失恋の寂しさも、人間関係の歪みも、肌や体の変化も、心の悲鳴も、
私は私自身と向き合うことを恐れ、目を背けていたのだと思う。

今の時代、いいものはたくさん溢れている。
確かにそれを使えばたまたま良くなるものや一時的に幸せになれるものはあるだろう。

でも私が目指す健康美は対処的なものではない。
本質に触れて人生レベルで開花できる方法だ。

誰かや何かに治してもらうという意識ではなく、
自分と向き合い、自分を愛で、自己攻略し、自分で選択する、
当事者意識と責任を持って真剣に自分と向き合えば人間は変われるのだと
身をもって実感したから伝えたい。

「心が変われば、肌が変わり、人生が変わる」

ということと、
生涯、ご自身で身も心もセルフケアし美しくエンジョイしていける方法を。

その為に私が改善し徹底したセルフケアは3つ。
①美(スキンケアの他ストレッチ、マッサージ、筋トレ、睡眠など美容に関すること)
②食(食事、デトックス)
③心(思考やマインド)

この3つを掛け合わせて、
<美×食×心>プログラムを作りました。

美を磨くために食も磨く、
美を磨くことで食も磨かれる、
美を磨くことは心も磨くこと、
美を磨くことで心も磨かれる、
食を整えることで美しくなる、
食を整えることで心も整う、
心を整えることで食も整う、
心が変われば美しくなる。

この3つが掛け合わさることで、本来の美しさが形成されます。
初めからすべて100点を目指さなくてもいい。
でもどれか0点じゃずっと0点のまま。
同時進行で1でもいいから積み重ねていけるのが、
<美×食×心>プログラムなのだ。

肌も体も心もおブスだった元メンヘラ界出身者の私は今、

”一人でも多くの女性が、
凛としなやかに内面から美しく輝き、心から幸せだと言える世の中に”

を目指している。


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本質的な健康と美容で美𝙻𝙸𝙵𝙴をクリエイト
-心が変われば肌が変わり、人生が変わる。-

▷𝙼𝚢𝚞𝚏𝚞𝚕𝚕 𝚂𝚔𝚒𝚗𝚌𝚊𝚛𝚎 𝙰𝚍𝚟𝚒𝚜𝚎𝚛
▷𝙷𝚎𝚛𝚋 𝙳𝚎𝚝𝚘𝚡 𝙲𝚘𝚊𝚌𝚑
▷<美×食×心>𝙿𝚛𝚘𝚐𝚛𝚊𝚖考案者

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