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今日の格言は…アニー・レノックス。と、受験に泣いたはなし。

『英知を磨は何のため』
長女が受験した高校の指針。

娘はこの高校を受験したいと言い出したのは、
中学1年の頃。

その発露はどこからだったのかわからないが、
自分で決めた目標なら頑張るようにと後押し。

中学3年の秋、志望校に通う先輩から
沢山の激励の寄せ書きをいただきました。
会ったこともない先輩が多数。
こんなことしてくれるなんて…
と、温かい気持ちと、最後まで頑張ろうという気合が同時に入りました。

『私の人生を懸けて、挑戦します!』
と、宣言し、必死で取り組んでいました。
自分をバカにしていた学年トップの同級生とも
張り合うくらいに数学も力をつけました。

不安も多々ありましたが、
風邪も引かず、受験当日まで頑張り抜きました。

受験当日、
在校生が手を振って受験生を会場へ迎え入れてくれました。
もう、胸がいっぱいです。
午前中の筆記試験が終わり、
娘と昼食を一緒に食べながら、試験は難しかったと肩を落としていました。
午後からは面接です。

親は待機場所で面接が終わった子どもたちを待っていました。
最初に面接を終えた子どもたちが帰ってきた時、
保護者はみんな拍手。
思わず拍手でした。

帰りに、創立者から
『今日は寒かったでしょう』と、
温かい飲み物をいただきました。

面接はどうだったか尋ねると、
『もう、思い残すことはない』と、
言い切ってました。
もう、本当にみんな立派だったし、
素晴らしかった。
面接時の緊張でうまく話せない子もいたりして、雰囲気が暗くなっていたから、
その雰囲気を変えようと努めた所、
空気が和んで、思いを伝えられる子が増えたと、
喜んで語ってました。

数日後、試験の結果が届き、志望校へ通うことは叶わない事がわかりました。
親子で悔し涙も流しました。
そのまた、数日後、
創立者より、
『制服が違っても、この学校を受験してくれた子はみんなこの学校の生徒です。』と、激励。

悔いなく自分と戦えたという嬉し泣き。

その時の自分に恥じないように過ごしながら
娘は今、一つの夢を叶え、アメリカでの留学生活を満喫しています。

どんな結果になっても、
『必ず意味がある』と、捉えられているから
状況を受け入れ、一歩を踏み出しているのだと思います。

『英知を磨くは何のため』
『何のため』それを忘れなければ、
まだまだ長い人生において、たとえ遠回りだったとしても、必ず望む結果につながると思います。

最後のセンター試験も始まりました。
追い込みの時期。
サポートする周りの配慮も勝因となります。

今のうちに学んでおかなければ、
将来社会に出て惨めな思いをすることになる。
『悔いなく頑張った』という経験を
積み重ねて欲しいと願います。

365日のワンダー
ブラウン先生の格言ノート
1月18日
Make kindness your daily modus operandi and change your world.
(親切を日々の習慣にし、世界を変えましょう。)


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