今日の格言は…ポール・ブラント

 毎日読む新聞で、お気に入りの企画。
『ブラボーわが人生』

人生の幾多の試練を乗り越えてきたお年寄りたちのエピソードが紹介されている記事。

毎回、読むたびに涙と教訓のオンパレード。
真っ直ぐに生きてきた人生を飾らず語る姿がとても魅力的で、楽しみに読んでいます。

ブラボーわが人生は、既に書籍化されておりますので、見つけたら一度読んでいただくことをお勧めします。
元気をもらい、一歩を踏み出す力になりますよ。

そして、個性豊かな記事と、とびきりの笑顔がとても素晴らしい。
主役を讃える記者の真心と尊敬の気持ちが伝わってきます。

70回目は、静岡県の100歳のふじちゃん。
幕末時代、安政の大地震の津波で被害を受けたロシア人に対して、資材調達などで手腕を振るい、ロシアと日本の架け橋となった人物の子孫。
時代が変わってもロシアの恩義は今も変わらず、ふじさんはロシアの雑誌にも紹介されている。

ふじさんが生まれた日、ふじさんのお父さんが仕事帰りに見た富士山が綺麗だったので
満開で綺麗な桜と迷ったけど、『ふじ』と名付けた。ふじさんは、その名前が好きで
『幸せだなぁ』と語る。

いじめられた時は富士山を眺めて
『ふじよ頑張れ』と富士山が言うから、
負けなかった。それで心が強くなる。

何があっても堂々と、富士山がそうだから、
わしもそうした。

ふじさんは、戦時中、辺り一面は火の海、背中におぶった娘に泣いて水をせがまれながら、戦火を走った。娘はまもなく栄養失調でなくなる。

この子の分も生きよう。と、歯を食いしばり、
そして100年生きてみせた。

今まで生きてきたのは何のためか
『幸せになる人を1人でも多く増やすため』
このために生きている。その心を忘れたら、生きている意味がわからなくなる。
だからまだ死なない。
わしもなかなか忙しい
と綴っていました。

聖教新聞 『ブラボーわが人生』より




365日のワンダー
ブラウン先生の格言
1月11日
Don’t tell ma The sky’s the Limit when there’s footprints on The Moon.
(空が限界などと言わないでくれ。
月を人が歩く時代なのだから。)
ポール・ブラント

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