時間の矢2 未来のパラドックス

人類は時間軸を過去→現在→未来の順に捉えてきましたが、本作では未来→現在→過去の順で定義しました。

しかし、未来はありません。

情報の発信源の時間軸は、現在、です。そして私たちの「今」は電磁力の位相差による情報伝達の遅れ(=認識は過去)に位置します。

情報の発信源を重力場の中心と考えると、現在から見た過去にある太陽からの光の透過によって、大地(=地表と地層)の半導体にたくさんの情報が書き込まれます。そして土は、電子数の異なる金属間で電子をやりとりする地球を覆う巨大な集積回路です。

重力場の中心から見て過去方面にある太陽は、重力場で磨り潰された小さな軽い量子が地球大気の外側に上昇し大気レンズの焦点に集積したものですから、地球計算機から発信された情報はいったん太陽に集約されて、地面に向かって発信され、大地に書き込みされます。

情報の発信源に未来はありません。情報の発信源は現在です。そして私たちの現在地は「遅れ」かつ巨視的な情報を「理解はできず」、太陽は位置的には一番遅れていますが情報を私たちよりも早く集約し、可視化し、近視的あるいはミクロにまで噛み砕いて拡散してくれています。

上空に書き込まれた情報(=回路)は雲となり、地表に書き込まれた回路は植物となり、空中に書き込まれた回路は動物となり、地層に書き込まれた回路は遺跡となり・・・

これが未来、もとい現在が過去を作る素人の理論です。





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