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申請に落ちたら、評価と対策を聞いてから再申請



✅審査に落ちる要素

補助金申請で落ちる要素は、主に以下の通りです。

(1)書類不備

提出書類の種類相違、記載内容の過不足、ファイルの形式(基本的にPDF)、事業計画書の枚数超過(10から15Pまで)

(2)申請事業者の要件に不適格

申請事業者の要件(過去実績、業種、従業員数など)を満たすか。
こちら不達だと、100%落ちます。

(3)事業計画不十分

スケジュール妥当性の低さ、市場ニーズとの違和など。
制度の要旨に合うか。


✅審査に落ちたら、サポートセンターへ問合せをするか、審査要項を見返す

【事業再構築補助金】では、不採択理由を聞ける

【事業再構築補助金】では、サポートセンター・コールセンターが設置されており、そちらに問合せをすることで、不採択となった理由を、審査員のコメントを読み上げる形で、電話の担当者から聞けます。

①形式不備
形式不備のあり・なし

②不採択の評価
当該申請は、不採択となったものについて評価の高いものから順に並べるとA/B/Cに該当する

③事業化点の評価
※審査項目から、特に不足する3項目がピックアップされる模様

④再構築点の評価
※審査項目から、特に不足する3項目がピックアップされる模様


それ以外の補助金は、規定をしっかり読み返す

事業再構築補助金以外だと、サポートセンターから一切返答してくれませんので、公表された公募要領と照らして、不備や過不足を訂正しなければなりません。
ちなみに、公募要領は、公開日から実際申請が開始するまでに、改訂を複数回していたりするので、ダウンロード保存せずに、都度ウェブから検索する習慣をつけるのが賢明でしょう。


✅補助金・助成金・給付金を覚えよう

「給付金」は、個人、世帯ごとに申請

例えば、2020年実施のコロナ対策の特別定額給付金だと、全世帯が10万円支給対象でした。個人、世帯を広く救済する制度です。


「助成金」は、企業人事担当が雇用促進関連で申請

制度が終了するまで、通年応募可能です。
社員の雇用促進、キャリアアップ支援などが対象で、主に人事担当部署で申請します。
労働関連法令を遵守で違反せず、雇用保険を支払い済みなど、基本的な受給条件を満たしたうえで、募集ごとの適用条件にも相違なければ、ほぼ100%受給可能です。
(審査に落ちる要素の(1)(2)までは共通となります)


「補助金」は、複雑な審査通過ができる事業計画を策定して申請

前述2つの制度とちがい、補助金では、審査のステップを踏みます。
公募期間の〆切までに、書類を急いで準備して不備なく申請しても、評価の高い事業者から選ばれて採択されます。
落ちるときは必ず落ちますが、逆に、審査通過する可能性は、予測が非常に難しいです。
・倍率の低いタイミングや募集を狙う
・要領やガイドブックをもとに書類準備をする
など、できるだけ対策して、納得できる内容で申請して下さいね。


✅ご相談はお気軽に

個別のご相談は、お気軽にご連絡いただけたら有難いです。
特別な事件発生していなければ、
24時間以内で折り返しお返事します。


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