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文章検2級受けたよその① 受験を決めた理由3つ

文章検2級を受けました。
マイナー検定のため、自分以外に受けている人をほとんど見ず、情報収集に苦労した。なので今後文章検を受ける人のために、備忘録として記事を残しておく。
なお、この文章は同人誌にまとめる可能性があるので、期間限定かもしれない。やっぱり残しておくかもしれない。わからない。あとから見返したい人はローカルに保存しておいてほしい。

今回は文章検定2級を受けた理由の記事だ。

理由一覧

01.二次創作への熱が冷めたから


身も蓋もない話なのだが、文章検を受けようと思ったのは、二次創作をやらなくなって暇になったからである。
好きな作品が自分の苦手な方向に行ってしまったこと、よくも悪くも好きなキャラクターへの執着心を失ってしまったことにより、二次創作がほとんどできなくなってしまった。
最初はそれが悲しかったのだけれど、だんだん、「二次創作にハマっていないときだからこそやれることをやろう」という気持ちになった。情報系同人誌を出したのもそのひとつである。
逆に創作したくてたまらないときは「じゃあ資格試験受けるか……」とならないから、そこまで熱がないときに勉強しておくのもいいかなと思った。

02.自分の得意なジャンルを受けて資格試験のハードルを下げたかった


これ以前にも勉強はしていたのだが、個人的には効果の感じられないことが多かった。今考えてみると、自分の得意ではないことから始めたのが悪かったのではないかと思う。
得意ではないことを勉強する→頭がよくなった気がしない→勉強するのが面倒になるという悪循環である。
私は国語の読解はほとんど勉強しなくても8割は解けた。だから文章検を受けて勉強をすることのハードルを下げたかった。

03.自分の実力を客観的に示すものがほしかった


さすがに20年近く書いているから標準よりましだと信じたい。だが、文章の上手さというのは自分ではよくわからない。
絵であればデッサンが合っている、背景が描き込まれている、色合いが美しいなど、「しろうとでも上手いと感じる」要素がある。一方文章には、誰が見ても上手く感じる要素というのはないのだ。
文章検というのは存在を知らない人の方が多いと思う。それでも自己判断ではない客観的な評価が自分の文章に下される。
自分の文章がよくわからないのであれば、他人に判断してもらうのもいいかもしれないと思った。

以上が文章検2級を受けた理由である。
文章検はマイナー検定であるため、履歴書に書いてもプラスになるようなものではない。それでもあえて受けるのは、自分なりに成功体験を積みたかったからだ。
勉強してみて改めて、「こんな資格を取っても食えない」という言葉は無責任なものだと気づいた。食える食えないの問題ではない。勉強には何かしらのゴールが必要であり、自分を客観的に採点してくれる試験はそれにちょうどいいものなのである。自己評価だけでは、「自分は勉強した」という自信はつかない。


具体的にどんな勉強内容だったかは、次回から紹介していく。


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