これから東京に住もうとしている人へ①

※ここに書いてあることは私の一個人の感想です。責任は負えませんのであしからず。

Haradaです。
3日連続で記事を書いてます。
自己紹介については前の記事を見てくださったら嬉しいです。

32歳、良い感じに落ち着いてきた私。

そんな私も今から約10年前に九州から東京に出てきました。

当時、23歳。
憧れの東京。

「九州からは出さん」という強い父の反対を押し切り、
奨学金を借り、当時の彼氏にお金も借り、お金と野望をかき集めて出てきました。

「結局、東京ってどんな街?」
甘くない世界?
いや、ある意味でとことん甘い…?

出会おうと思えば、有象無象に色んな人やモノに出会える。魅力エネルギーに溢れた街「東京」というのが私の東京に対する今の感想です。

ただ、上京したばかりの自分を思い返すと本当に脆弱貧困危険と隣り合わせにいたと感じます。
私は本当に運が良くて最高に良い人たちや会社に巡り会えたので今があると思ってます。

そこでこの10年で学んだことや感じたことについてまとめてみたいと思います。

もし今、当時の私と同じようにこれから東京に出たいと思っている人がいれば、
この記事が少しでも役に立てば幸いです。

伝えたいことについて、
①〜④までリストアップしました。
案外ボリュームが多くなってしまったので今回は①だけ書きたいと思います。

①ゼロ基盤での東京生活はお金もメンタルもめちゃくちゃキツイ
②「田舎者」という武器
③スタート〈準備〉で決まっている
④「田舎」と「都会」のハイブリッドで付加価値を生み出せたら強い

① ゼロ基盤での東京生活はお金もメンタルもめちゃくちゃキツイ

いきなり出落ちというか、「よし、東京に行くぞ!」と思ってる人たちの出鼻を挫くようなこと書いちゃいますが。。
正直、親戚や友人、所属コミュニティもなく地方から出てくるパターンはかなりお金もメンタルも厳しいです。

まず、明確な目的とある程度の収入がある(進学×親からの仕送り、就職×安定した給与等)、もしくは十分な貯蓄がある人以外は基本的に貧困に陥る可能性が高いので上京はお勧めしません。

進学でも私のように親からの仕送りがない、バイトや奨学金でなんとかしようと思っている人も危険です。途中からバイトが生活の中心になり、学業が疎かになり自主退学なんてこともあり得ます。

実際に私もそうでした。
毎月収入は8万円の奨学金+家庭教師や飲食店のアルバイト代10万円、家賃光熱費交通費などの生活費で基本的にほぼ無くなり貯金を切り崩しての学費で初年度ですぐにお金はなくなりました。
この時点でコマンドは「学校を辞めて就活して働く」「休学してとりあえずお金を貯める」の2択になるんですが、私は後者を選択しました。結果、なんとか復帰して卒業できました。
前者を選び妥協した就職先で安い給与で働き、そのままプレ貧困から抜け出せなくなる人も多いのではないかと思います。

就職先でも同じことが言えます。
せっかく就職した先でも思いのほか支出がおおく、貯蓄に回せていないどころか収支が赤字になる人も多いと思います。

ここでの問題は金銭面だけではなく、
生まれ育った場所から離れて上京したがゆえに身近に頼る親戚と友人も居らず、
コミュニティから孤立することによりメンタルとしてもかなり辛い思いをするという点です。

この点は、私は謎の引きがあり、上京した当初住んだマンションの住人同士がめちゃくちゃアットホームで救われました。笑
上の階のおばあちゃんがうどんや炊き込みご飯を持ってきてくれたり、同じく地方出身の方が地元から仕送りされてきた大量の野菜をシェアしたり、マンションの人同士共有スペースで食事会をしたり…
楽しいマンションでした。
引っ越すときは上の階のおばあちゃんが泣いたのが辛かったです。

ただ、今思えば逆に「コミュニティガチャ外れ」もあるわけで悪い方向にひっぱるようなコミュニティに出会っていた可能性もあります。
上京したては寂しくて孤独ゆえ、生まれたての雛鳥が初めて見たものを親と思いついていくかのように、どんな人でも思わずついて行ってしまうものなので…笑

と、まぁこんな感じでリアルな部分で「上京する」というのはかなりのエネルギーが必要になります。
地方では普通に生活できるレベルの人でも一気に「貧困」になるし、「孤立」する環境があります。

正直、①の冒頭に述べたように明確な目的ある程度の収入が見込めない場合は地方にいたほうが幸せです。

どちらか一方がある場合、あとは「運」が必要になってきます。そして、その運のほとんどが「出会う人(コミュニティ)」に左右されます。

なんか急に抽象的なことを言ってるようですが、私はある程度ポイントがあると思っています。

次の記事②「田舎者」という武器でできるだけ言語化したいと思います!

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