住宅設計者の「家と子育て」8 下の階への配慮
集合住宅での子育てで最も神経を使うことというと、走り回る音などを始めとする下の階への音対策ではないでしょうか。
基本的にほとんどの集合住宅で床に対してLL-45、もしくはLL-40などの防音措置が規定され、遮音フローリングなどが使われていますが、これはあくまで軽量衝撃音に対する措置で、一般的な歩行音に対しては効果がありますがジャンプなどの体重がしっかりとかかる衝撃音にはあまり効果がありません。
このような音に対しては、振動を直接床に伝えないという対策が効果的なので、極端な