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住宅設計者の「家と子育て」

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住宅設計者の子育ての記録をなるべく家に関係する範囲で書いてます。
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記事一覧

父子二人でミラノデザインウィークへ 2 ~準備編

持ち物何を持っていくかというのは、特に海外の場合は行先によってそれぞれ検討が必要になりま…

父子二人でミラノデザインウィークへ 1 ~計画編

妻が出張でミラノサローネに行くということになり、息子と二人でただ留守番するのもアレなので…

住宅設計者の「家と子育て」12 子育て目線の家づくり~家に求める安全性

家の中というのは案外危険が多く、残念なことですが設計由来のお子様の事故というのも年に何度…

住宅設計者の「家と子育て」11 子育て目線の家づくり~幼児と暮らすための内装材選び

自分の家をつくるとなった時、内装をどうしようかと考えるのはトップクラスの楽しみではないで…

住宅設計者の「家と子育て」10 子育て目線の家づくり~子ども部屋どうする?

乳幼児がいる段階で家づくりを考え始めると、子ども部屋をどうするかというのは割と初期に検討…

住宅設計者の「家と子育て」9 子育て目線の家づくり概略

息子が2歳半の時に、いろいろと偶然が重なり自宅を設計することになりました。 これまでの経…

住宅設計者の「家と子育て」8 下の階への配慮

集合住宅での子育てで最も神経を使うことというと、走り回る音などを始めとする下の階への音対策ではないでしょうか。 基本的にほとんどの集合住宅で床に対してLL-45、もしくはLL-40などの防音措置が規定され、遮音フローリングなどが使われていますが、これはあくまで軽量衝撃音に対する措置で、一般的な歩行音に対しては効果がありますがジャンプなどの体重がしっかりとかかる衝撃音にはあまり効果がありません。 このような音に対しては、振動を直接床に伝えないという対策が効果的なので、極端な

住宅設計者の「家と子育て」 7 侵入阻止

つかまり立ちができるようになった頃から、移動範囲が大幅に広がり、むやみに目を離せないよう…

住宅設計者の「家と子育て」 6 とにかく寝るために

子どもが産まれた当初、最も辛いのは寝れないことかと思います。 私も最初の1ヶ月くらいは寝…

住宅設計者の「家と子育て」 5 タタミがあれば大丈夫

最近、設計していても畳の部屋が求められることはかなり少なくなりましたが、我が家では以前か…

住宅設計者の「家と子育て」 4 夜泣きは隣人に聞こえるか

夜中の泣き声は昼間に比べてかなり大きく感じるものですが、最大の要因は暗騒音(この場合、泣…

住宅設計者の「家と子育て」 3 オムツ替えと畳と魔法の袋

オムツ替えは一日に何度もあるので、一番腰に負担がかかりやすい行為だったと思います。(40代…

住宅設計者の「家と子育て」 2 沐浴はどこで?

今回は沐浴にまつわる話です。 彼が産まれる前にベビーバスを購入しましたが、その製品はドイ…

住宅設計者の「家と子育て」 1 子と住処

2017年1月25日に第一子(♂)が誕生しました。 14年に渡る二人暮らしがこの日から三人暮らしに変わりました。 住宅設計者として経験した子育ての記録を書き留めて行きたいと思います。 初回は息子が退院して家に来る直前までをお伝えします。 出産前の住まいはエレベーター無しの4階建ての建物の3階で、間取りは2DK、広さは49㎡でした。 古いながらも目黒区で格安で内装の壁が左官で日当たりや通風もよく、林試の森という大きな公園に近く、低層なのに窓から見えるのは周りの家の屋根だけと