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富士見に、スーパークリエーションラボが出現?!

* * *  社内向けに発信された記事の転載です* * *
※記載内容は2023年5月公開時点のものです

2021年10月、長野県諏訪郡富士見町にある当社富士見事業所にオープンした「ソリューションセンター富士見」。このたび大幅拡張し、2023年4月27日、オープニングセレモニーが執り行われました。
セレモニーの主催はPデザイン部とP商業・産業企画設計部。参加者はデジタル捺染に関わるプリンティングソリューションズ事業の方々や、施工をとりまとめいただいた富士見事業所総務部の皆さんです。
デジタル捺染や、これまでにない演出などを読者の皆さんにも体感いただきたく、リニューアルした部分を含めて、セレモニーの様子をご紹介します!

リニューアルオープンしたのは2カ所。
お客様をお迎えするエントランスとソリューションセンター。

まずはエントランスから。

既存のエントランスを改修し、エントランスとオフィスが一緒になったオシャレな空間が出現! お客様が来社された際、スタッフみんなでお迎えし、歓迎の雰囲気を演出できる。

エントランスのオープニングセレモニーでは、最初にプリンティングソリューションズ事業本部副事業本部長 兼 P商業・産業事業部長の五十嵐人志さんが挨拶されました。

「(2021年10月、TSCアジアから)ソリューションセンター富士見にリニューアル後、2回目となるオープニングセレモニーです。お客様の来訪や製品バリエーションの増加が見込まれる中で、センターが手狭になっていました。改修にあたり、デザイン、設計、富士見総務の方々のご協力があったこと、感謝申し上げます。
早速、本センターを使って、ITMA2023 (4年ごとに欧州で開催される国際繊維機械総合見本市)では、イタリアの会場と中継し、お客様に当社の製品・サービスを訴求していきます」と述べられました。

最適な生地、インク、前後処理を提案する「捺染ソムリエ」を表す前掛けを着用。

次にテープカットとなり、プリンティングソリューションズ事業本部長 𠮷田潤吉さん、プリンティングソリューションズ事業本部副事業本部長 兼 P商業・産業事業部長 五十嵐人志さん、P商業・産業企画設計部 部長 佐々木恒之さん、総務部 部長 山田誠さんがテープにハサミをいれました。

続いて、空間をデザインしたPデザイン部 課長 柳澤健司さんより、空間設計の意図を語りました。

「サンプルワークはとてもハードです。その分、オフィスでは落ち着いて仕事できるよう、緑に囲まれたリラックス空間としました。風通しがよく日当たりは良好で、とても過ごしやすい場所です。コワーキングスペースにお客様をご案内することを想定し、おもてなし用にコーヒーメーカーを用意、窓側にはカフェ風のテラス席を設けました。その隣にはテキスタイルを広げて確認できる全長6メートルの作業台を設けました。デスクワーク用の机は自在に動かせるタイプとし、机を隅に寄せてスペースを空けることでパーティーなども行えるようにしました。プロジェクターやプリンターも配置し、オフィスとしての機能は十分です」

「工場のバックオフィスの概念を変え、スタイリッシュな空間でクリエイティブな仕事ができるように」と 関係者の思いが詰まっている。

Epson Italia S.p.A. 有賀義晴さんより、着用している着物について「デジタル捺染機ML-8000をお使いのお客様とのコラボレーションで作った着物なのです」と嬉しそうに語りました。

ここでエントランスのセレモニーが終了。
柳澤さんの先導でエントランスから廊下に出ます。そこからソリューションセンターの入り口まで35メートルの廊下が続きます。

既存のセンター内に入ると、なんと五十嵐さん自らお出迎え。

柳澤さんから、入り口を通って右に曲がったところで待機するよう告げられました。

いよいよ、新しいセンターの扉が開かれる!!

全員が集まったところで、センターを仕切っている扉が開かれます!

そこには、パッと明るく清潔感があり、開放的な空間が広がっていました。「おーー」という歓声とともに、自然に拍手が沸き起こりました。

全員をリニューアルしたセンターへ招き入れたところで、柳澤さんより、既存施設との違いが説明されました。


① 高光束プロジェクター4台を配置

複数台のプロジェクターを使って境目のない一つの画面を投影するエッジブレンディングという技術を使用し、超ワイド画面で迫力ある映像投写を実現。画像の幅は18メートル。

② 色づくりのための充実した作業エリアを設けた

横幅2メートル、縦10メートルの作業台を設置。印刷物を広げて確認できる。作業台の上にはライトを集中配置。明るく、影が映りにくいので作業しやすい。 

作業台の前で説明する柳澤さん。 画面左、天井付近から垂れ下がっている緑のテキスタイルは色見本。 デジタル捺染では細かなグラデーションの違いを再現できることを示している。

次は本日2回目となるテープカット。
用いるのは、ソリューションセンター富士見で印刷した全長20メートルのテキスタイル。テープカットを行うのは、ソリューションセンター富士見でお客様のおもてなしやサンプルワークを行うメンバーが中心です。

テープカット後にテキスタイルを広げて披露するメンバーの皆さん。 カットしたテキスタイルは記念に持ち帰れるというサプライズプレゼントに皆さんびっくり。

その時です!!

スピーカーから流れる音楽とともに、バイオリンの音が聞こえてきました。
業着姿で演奏していたのはP商業・産業企画設計部 武井周一さん。

武井さんの姿を認めた五十嵐さんが驚きの表情を浮かべながら「生演奏ですよ!」と、掛け声をかけます。それとともに、皆さんの視線が武井さんに集中。歓声と拍手が沸き起こりました。

音楽の力で参加者の心を一つに。曲名はヴィヴァルディの「四季」。

柳澤さんは作業台について説明した後、参加者を反対側に振り返らせて、プロジェクターの投写画面に注目を集めます。

そこにファッションデザイナー中里唯馬さんデザインのテキスタイルを纏ったP商業・産業企画設計部 部長 佐々木恒之さんがさっそうと登場。美しい衣装の佐々木さんに参加者は釘付けとなります。

ランウェイを歩くモデルのようにポージングもこなす佐々木さん。 まるでファッションショーのよう。

演出が終わった後、𠮷田さんよりご挨拶をいただきました。

挨拶の冒頭、関係者の皆さんに労いのお言葉をかけられた上で、リニューアルしたソリューションセンター富士見は「印刷した実物(サンプル)を、大画面映像と重ね合わせて確認できる今までにないラボ空間です。まさにサンプルワークの域を超えた『スーパークリエイティブラボ』です!」と感想を述べられました。

セレモニーでは思いもつかない演出が数多くあったことを振り返りながら「関係者の皆さんのおもてなしに感動しました。これまでセンターに数百組のお客様やパートナーをお招きし、一緒にサンプルワークをしてきた皆さんの思いやりですね」とお言葉をかけられました。

バイオリンの生演奏が加わったことにも感嘆した𠮷田さんは「6月、ITMAの会場と現地中継する時も演奏されてください」と、ユーモアを交えながらお話されました。

最後に「真・善・美」について語りかけます。

「ソリューションセンター富士見が気持ちよく感じられるのは、真(正しいこと)・善(よきこと/愛)・美(調和)が詰まっているからだと感じます。そういう思いで仕事をしていると、必ず世の中に伝わって、世の中を変えていけると思います。本センターから世界へのつながりを意識いただき、真・善・美を富士見から発信していただきたい。富士見から世界が変わると思うとワクワクしますよね」と今後の期待を述べられました。

ソリューションセンター富士見の皆さんと一緒にリニューアルを推進した富士見総務部を代表して山田さんが挨拶されました。

「リニューアルのオープニングセレモニーおめでとうございます。リニューアルに総務も力添えさせていただきました。ソリューションセンター富士見の場所は、半導体を作っていたクリーンルームでした。その当時の名残を生かしながら、新旧混在する近未来的な空間になったと思っています。
さまざまな事業部や本部が富士見に活動拠点を置いています。富士見事業所を共創・開発・情報発信の場として活用いただければと思います」

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