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EP STUDY 第4&5弾 蛍光・特殊素材シルクスクリーン標本の配布/販売が10月14日より開始!

特殊印刷好きなみなさま、こんにちは! 印刷サービスEPです。
EP STUDYも第4弾&第5弾となりました!第1弾の金銀シルクスクリーン標本はご好評いただき、もうSOLD OUTとなっております。まだ手に入れてない、もう一度見てみたい!という方々に朗報です。実用性のある上、思わず「可愛い〜!」と言ってしまう、「#04|蛍光シルクスクリーン」と「#05|特殊素材シルクスクリーン」の標本も出来ました!どうぞ、ご注目ください!

第4弾|蛍光シルクスクリーン標本

シルクスクリーン印刷は元々「絹(シルク)」の生地で作った「版(スクリーン)」を使い、小さな穴を開けた版にインキを通過させる孔版印刷の一種でくっきりとした仕上がりが人気の印刷方法です。

EP STUDY#01では「金銀インキ」にスポットをあてましたが、今回のEP STUDYでは#01と同じ版を用いながら人気の「蛍光インキ」を使って、シルクスクリーン印刷における注意すべき点を6つに絞って研究しました。デザインを考える際にお役に立てれば嬉しいです!

第4弾は、用紙3種類入りのセットを用紙の特徴違いで3バージョン作成しました。デザインはお洒落さだけでなく、線の太さや重なり方など、シルクスクリーン印刷の気になるポイントを詰め込みました。実際にデータを作成する際に参考になると思いますので、ぜひ手に入れてください!


シルクスクリーン印刷の注意点をもう一度!

第1弾金銀インキの6つのポイントから実験が始まって、金銀インキと蛍光インキで、些細な面白い違いを発見しました!ぜひ違いを比べてみてくださいね!

それでは前回おさらいも含め、今回の結果をご報告します!

【①線の太さ+②白線の太さ】

シルクスクリーン印刷は線数が多いほど、細かく表現ができます。

今回も線数300線の版を使ったため、太さ0.15mm程度の線や小文字までは綺麗に表現できております。

そして、ベタ領域内に配置された白抜き線は、周囲のインキが若干潰れることで、実際のデータより0.1mm程度細くなっています。

【③塗り足しの太さ+④刷り順番】

2色が重なった部分の位置ずれが目立たないように、0.55mm、1mm、1.5mmの塗り足しで実験してみました。通常は0.5mmの塗り足しがあれば十分ですが、今回の蛍光オレンジ・蛍光緑インキは透過度が高いため、用紙との組み合わせによっては塗り足しの重ねた部分が目立ちます。2色を隣り合わせるデザインは避けた方が綺麗に仕上がりそうです。

インキは基本的に透過性があり、インキの色によって透過性が異なります。そのため、印刷の順番で見え方が大幅に異なることになります。蛍光オレンジと蛍光緑は2色とも透過度が高いため、どちらを上にしてもレイヤー感が効果的に出ることがわかりました。


【⑤2回刷り+⑥スクリーントーン】

インキが透けるのを避けるため、蛍光緑のみ2回刷りしています。2回刷りは、透過性が高いインキに適しています。

300線の版を使用したため、網点で繊細な表現が出来ています。90〜100%はほとんどベタになるため、網点表現は90%以下を推奨しています。


第5弾|特殊素材シルクスクリーン標本

シルクスクリーン印刷のインキは、紙以外の素材ものせられることをご存知でしょうか?今回、金銀インキと蛍光インキ両方を一気に、特殊素材に印刷してみました!

銀蒸着紙や透明フィルムなどの特殊素材に対して、金銀インキと蛍光インキをそれぞれシルクスクリーン印刷してみました。どんな仕上がりになるかな?とドキドキでしたが、シルクスクリーン印刷ならではの「コッテリ感」が活かされた、インキの発色も意外と良い(!)仕上がりになりました。

最後の最後に、第4弾と第5弾の試作時に、同じインキでシークレットバージョンも作ってみました!どんな素材を使ったかは、展示に来てのお楽しみ、、★ 残念ながら非売品となりますが、もっともっとEP STUDYで皆様にシルクスクリーンの応用方法を知っていただきたいので、ぜひショールームの展示でご覧ください!きっと制作のアイディアが膨らむと思います!

今回も実験で刷り出した制作プロセス、実験結果レポートなどをEPのショールームで展示します。2022年10月14日〜2023年2月28日までの展示を予定しています。変更になる場合もありますので、最新情報は公式サイトまたはInstagram/Twitterよりご確認くださいませ。
※当社ショールームへは予約フォームより予約の上、ご来場くださいませ。

EP STUDYとは?

EP STUDYは、EPスタッフとEPをご利用のお客様が一緒に、印刷加工の知見を深めるための実験をしていく企画です。詳細はEP STUDY第1弾で記事にしていますので、「初めて知った」という方は、ぜひこちらの記事もあわせてチェックしてみてください!

「EP PASSPORTってなんぞや?」ということやご来場による無料進呈の詳細などは下記EP PASSPORT紹介記事をご覧ください。


EP STUDYの入手方法

購入方法は、次の2つの方法があります。

方法1:EPの公式ECサイト(STORES)からネット購入
方法2:ショールームに来場し、直接購入    
    ※EP PASSPORTを持参することで、無料進呈!

STORESはこちらから

基本的にEP STUDYの実験サンプルは有料にて販売しておりますが、<EP PASSPORT=箔見本帳>をお持ちのお客様に限り、購入証明記録または本製品をお持ちの上ショールームにご来場いただくと、無料で進呈させていただきます!

ショールームご来場はこちらから ※事前予約制

あっという間に年末にさしかかっていますが、EP STUDYで次はどんな実験をしていこうかと考えています。スタッフも楽しみながら企画しているEP STUDY、次回もどうぞご期待ください!

最後まで、お読みいただきありがとうございました!

 
文/サイ

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