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【747回】岡真理の「ガザとは何か」を読み終えました

岡真理の「ガザとは何か」を読み終えました。自分の知識の不足を痛感しました。

最初に、「イスラエルはアパルトヘイト国家である」という言葉に出会ったとき、アパルトヘイトは南アフリカにあった、もう無くなってしまった制度でしょう?と疑問に思いました。しかし、実際にはそうではなく、イスラエルが建国以来、ずっとパレスチナの人々を苦しめてきたのだという現実に驚きました。

それは、イスラエルによるアパルトヘイトでした。

ヨルダン川西岸地区では、イスラエル軍の監視下で群衆による暴力が続いています。また、ガザはアウシュヴィッツのような状況にあるとされ、日本政府もイスラエルの暴力に対して目を閉ざしています。僕もその、日本国民の一員です。

イスラエルは国際法に違反しているとして、その状況に対処する必要があります。攻撃と人道支援が繰り返され、政治的問題が見えにくくなっています。イスラエルが真実を隠すために予算を割り当てるほどのプロパガンダが行われているとの指摘もあります。

驚きとともに、この事実を知らなかったことに戸惑いが隠せません。最重要なのは、毎日絶望的な状況に置かれているガザへの攻撃を停止させることですよね。この状況は、人々がいつ死ぬか分からない絶望に陥るような人為的なものです。これは世界中で、そしてもちろん日本でも同じような環境が構築される可能性を示唆しています。

イスラエルの攻撃が止むことを、声を上げて、訴えます。
日本政府を、見つめていきます。
そして、岡真理さんの本書をはじめ、なんでもいいので、パレスチナに起こっていること、イスラエルとは何かを知る人が増えてほしいと願います。

僕もたった今、わずかながらも、パレスチナを知ろうとした一人です。