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よちよちクリスチャンの聖書ノート

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幼子のようなクリスチャンの私が、幼子のような目で聖書から発見した真理をお伝えします。
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#イスラエル

聖書は本当は何と言っている?

聖書、それは一体誰のものでしょう。 聖書自身が次のように教えています。 世の中にはたくさんの聖書解釈があります。そして、それらは必ずしも一致するものではありません。そんな教派の一つを、自分の信じるものとして採用してしまってもいいものでしょうか。イエス様の時代、パリサイ派とサドカイ派、どちらが正しかったでしょう。 残念ながら、どちらも間違っていました。 人々が真理に立つには、主流派の神学から脱出する以外になかったのです。 正しいのは、神の言葉、聖書だけです。つまり、私たち

神の民とは

はじめに聖書には、神の民とか、聖なる国民という言葉が出て来ます。 これは誰のことを指しているのでしょうか。 一体誰が、神によって聖なる民とみなされるのでしょうか。 ご一緒に、聖書から確認してみましょう。 聖書の教える聖なる民聖なる民となるには、条件があります。 聖書は、神の契約を守る人が、聖なる民なのだと教えています。 契約とは、具体的に何でしょう。 それは十戒であると書かれています。 ですから、十戒を守る人が、聖なる民なのです。 エレミヤの預言神は十戒を与え

自分をイスラエルだと思えない人たちへ

はじめにクリスチャンの中には、自分のことをイスラエルだと思う人と、思わない人がいます。 現代の教会では、思わない人のほうが増えているように感じます。 その理由は主に二つあります。 一つは、中東にイスラエルという国が建国されたこと。 もう一つは、教会をイスラエルと考えることを、置換神学(代替神学)と呼んで蔑む人たちがいることです。 確かに「イスラエルは異邦人教会に置き換わった」とする教えは、正確ではありません。 しかし、「私たちはイスラエルではない」とする教えは、もっと

中東イスラエルとは

はじめに聖書はイスラエルの歴史を記す本だと言っても過言ではありません。 そのイスラエルは、聖書の中で様々な呼び名で呼ばれています。 神の民、聖なる国民、アブラハムの子孫、聖徒── ところが現代、多くの教会が、聖書の語るイスラエルとは別のものを「イスラエル」と呼んでいます。 1948年に建国された中東イスラエルがそれです。 これは聖書の語るイスラエルでしょうか。 慎重に確認してみましょう。 中東イスラエルは、聖書の語るイスラエルか結論から言えば、現在中東にあるイス

私たちは今も異邦人なのか

はじめに神様の目から見て、私たちは今も異邦人なのでしょうか。 確かに、聖書は私たちのことを「異邦人」と呼びます。 割礼を受けている人々と区別するために、そう呼んでいるのです。 しかし、神様の目に、私たちは今も異邦人なのでしょうか。 これはとても大切な問題ですので、聖書からきちんと確認しておきましょう。 あなたの先祖はアブラハムですか?まずは質問させてください。 あなたの先祖はアブラハムですか? 多くの人が「違います」と答えるでしょう。 では、質問を変えます。 あな

サタンの策略と大患難

はじめに最近、病院の待合室で久々にテレビを見て、ある違和感を感じました。 お昼の情報番組だったのですが、司会者もコメンテーターも、どこか気をつけてしゃべっているように感じられたのです。 ああ、そうかと思いました。 下手なことをしゃべると、SNSを通して誹謗中傷を受けるからです。 いつの間に、人はこんなにも攻撃的になってしまったのでしょうか。 なぜ、人はこんなにも寛容さを失ってしまったのでしょうか。 どちらの町に住みたい?客観的に考えてみましょう。 二つの町があったと