【趣味/ゲーム日記】ドラクエV その3 潜入!深夜のお化け城!
前回↓
おしゃれ>命
城の周りでコツコツとモンスターを倒し、しっかりと装備資金を集めてきた。
これで現状での最強装備を揃えることができる。
準備万端、倒すぞお化け
宿屋の娘も「おなべのフタ」ではさすがにマズいと理解してくれたことだろう。
だが「木の帽子」はどうしても装備してくれない。
明らかに髪型を優先している。
確かに似合っているが、命には代えられないはずだ。
「なべのフタ」は良くても、ここは譲れないといったところか。
それを頑固と呼ぶのかスタイルと呼ぶかは、当人に任せたいと思う。
ビアンカには頭部の怪我に関しては一切の責任を負えない旨を説明し、主人公たちはついに、噂のお化け城へ向かう。
レヌール城は、多くの小学生プレイヤーにとって怖い思い出として刻まれていると聞く。
私はそこまでの記憶はなかったのだが、確かにホラー演出に力が入っている。
今でこそ美麗なゲームや映画が揃う時代だが、ドラクエV原作の発売当初であれば話は違う。
スーパーファミコンになって初のドラクエであり、グラフィックはファミコンのそれとは比べ物にならない。
(特に次に発売されたドラクエVI、そしてⅢリメイクは今見ても高いクオリティだ)
そんな最新のグラフィックで全力でビビらせに来るのだから、当時の小学生プレイヤーたちの心中は察するに余りある。
こんなん聞いてないぞ、ボクは魔王を倒すゲームって聞いてたのに・・・。
世の中とは理不尽なもの、それを教えてくれるのもまたドラクエなのかもしれない。
王妃と遭遇
ビアンカを助け次のフロアへ向かうと、何やら存在感が薄めの女性が窓際に佇んでいる。
敵か味方か、主人公は一切のためらいなく彼女に話しかけるのだった。
王妃から改めてゴースト退治を依頼される。
本来であれば対価の交渉を先に済ませたいところだが、いかんせん主人公は6歳。
ノリと勢いと無謀で構成された彼には、これを断るという選択肢はない。
どのみち利害は一致しているので、報酬に関してはあればラッキーくらいで考えておこう。
主人公は善意と冒険心の塊なのだ。
ちなみに本編中のセリフでも、住人の幽霊、敵モンスターの呼び方が幽霊なのかゴーストなのかそれ以外か、いまいち統一されていない。
そのためこのプレイ日記では、無害な住人たちは「幽霊」、敵は「ゴースト」と呼び分けたいとおもう。
王との遭遇、の前に探索探索ぅ
王妃の次は、王との遭遇だ。
ここでまっすぐ王を追いかけてもいいのだが、その前にちょっと城の中を探索したい。
幽霊になっているとはいえ住人たちとは会話ができるし、奥へ向かう前に回収できるアイテムは確認しておきたいところだ。
一通り情報とアイテムを集めたことで、全容がわかってきた。
廃城の幽霊たちの成仏をゴーストたちが邪魔し、その幽霊たちをずっと躍らせるなどして娯楽の対象として奴隷化している。
王妃の依頼通り、ゴーストの親玉を倒せばこの幽霊たちは解放されるというわけだ。
目的がはっきりしたところで、改めて王の幽霊が向かった扉をくぐる。
「ピシャーーーーーーン!!!!!」
鳴り響く雷鳴。
ドラクエ名物、都合のいい雷が鳴り響く。
謎の雷鳴に邪魔されて、やむを得ず了承する主人公。
その表情を見て王は何も思わないのだろうか。
いや、すべて理解したうえでの落雷落としであるのならば、それはそれで王の資質なのかもしれない。
現代でも有能な経営者とは、同時に人格者であるとは限らないもの。
むしろ対局であったりする場合も多い。
この王、さてはデキるな・・・?
この王、聖なる松明を台所のツボに保管しているだと・・・?
とある国の王妃に知られたら、国際問題に発展しかねない。
前言撤回、やはりこの王はダメだ。
完全に平和ボケしている。
6歳でもここまで来るやつならなんとかなるっしょって程度で強引に話を進めてるだけに違いない。
この国が滅んだ理由を察してしまったところで、今回はここまで。
色々と言いたいことはあるが(特に王に)、これもネコ助け幽霊助け。
次回もしっかり、徳を積むとしよう。
次回
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