【趣味/ゲーム日記】ドラクエV その4 レヌール城を救え!
前回
まずは聖なる松明を探せ
さてさて、何はともあれ今からやることは決まった。
台所へ行き、聖なる松明(管理不行き届き)を回収、ゴースト達の守る通路を抜け、4階の親玉を倒す。
そこまで難しい工程ではなさそうなので、まずは速やかに台所へ向かうとしよう。
宿屋に寄り道したら外へ叩き出されたが、そこはさすが主人公。
転んでもタダでは起きず、しっかりお宝を回収してくれた。
せっかくならこの銀のテーセットも揃えておきたいところだ。
ただし目的はあくまでゴースト退治である。
本末転倒にならぬよう、必要なアイテムも探すとしよう。
準備はできた、待っていろ親玉
もう王の言動を気にしても時間の無駄なので、サクッと4階へ向かう。
闇の通路では、聖なる松明が活躍してくれるはずだ。
闇の廊下を突破、ついでにお宝もゲット。
聖なる松明の威力は絶大であった。
幾度も引っ張り出して申し訳ないのだが、本当になぜこんな大事なものを台所のツボなぞに保管していたのだろうか。
正直、銀のティーセットよりも遥かに宝箱に入れるべき逸品だと思うのだが。
いざ、親玉の元へ
無粋な突込みはこのくらいにして、いざ親玉の待つ玉座の間へ
親玉とのなんともテンプレートなやり取りが終わると、足元に穴が開き階下へ落とされてしまった。
テンプレートと言ったが、発売当時はどうだったのだろうかと、ふと思う。
今でこそよく見る展開やセリフ回しも、昔の誰かが発明したものだ。
また例えドラクエVの時代ですでにテンプレであったとしても、プレイヤーにとっては初めての体験かもしれない。
ドラクエは子供から大人まで楽しめる王道RPG。
この親玉とのやり取りも、きっと誰かの「初めて」になっているはずだ。
それはそれで、大事なことなのかもしれない。
再び親玉の元へ
主人公たちを食べんとするゴーストたちを退け、再び4階へと向かう。
玉座にいた親玉は、気分転換でもしたかったのかテラスへと移動していた。
主人公のレベルが上がったが・・・
と、ここであることに気づいた。
主人公のレベルはこれまでいくつか上がっているのだが、「うんのよさ」のステータスが全然上がらないのだ。
私はドラクエVをクリア済であり、読者の方々もほとんどがそうだろうと思う。
そうでない方には申し訳ないが、実は主人公の人生は波乱万丈に富んでおり、特に中盤までは「不運」が付きまとう。
もしかしたら、この「うんのよさ」が上がらない(運が悪い)ことは、これを示唆しているのではないだろうか。
さすがに気になってちょっと調べてみると、やはり物語中盤まではほとんど「うんのよさ」が上がらないらしい。
終盤になるとようやく上昇を始めるらしいのだが、主人公の「これから」を知っていると納得である。
しかもこの仕様、どうやらオリジナル版からの模様。
昔遊んだときには気づかなかったのだが、年を経て遊ぶとこういった新しい発見があるから面白い。
何よりあの時代に、ステータスというシステマチックな部分に、ストーリーと連動するデザインを加える発想があったことには感動してしまった。
ちなみにこの「うんのよさ」だが、謎のステータスと呼ばれているらしい。
・「逃げる」が成功する確率
・補助呪文判定
・仲間判定
・宝箱判定
・すごろく での出目 & ゴールできる確率
・会心率
・回避率
・カジノでの確率
などに関わる・・・ように見えて、これらには一切の影響がないのだとか。
まるで主人公の不運を表現するためだけに・・・。
いや、この話はここまでにしておこう。
お馴染みのループ二択に入ってしまったので、やむなく【はい】を選択する。
かなり真剣みに欠ける謝罪だが、主人公はまだ幼い。
形だけでも謝っているのであれば許す、そんなシンプルな考えもまた必要である。
(もしかしたら、坊ちゃんと呼ばれて気を良くした可能性もなくはない。)
レヌール城、攻略完了!真の邪悪の元へ急げ
レヌール城を支配していたゴーストを退治し、囚われていた幽霊たちも安らかな眠りについた。
報酬も貰え、お宝も手に入れ、大成功といっていいだろう。
その成果を引っ提げ、主人公たちは意気揚々とアルカパへ戻るのであった。
さて、ここからが本題である。
おやぶんゴーストなぞ目でもない、真の邪悪から子ネコを救いださなければならない。
ともあれ、これで子ネコは救われた。
ビアンカはこのまま子ネコを自分たちの仲間にするつもりのようだ。
新しい仲間の名前を決めよう
ドラクエVにはいくつか大きな選択肢があるが、ここがその最初の一つだ。
助けた子ネコの名前候補だが、どうやらビアンカが読んだことのある本の登場人物たちから選ぶことになるらしい。
本のことは私の記憶にはないのだが、4つの名前自体はオリジナル版とまったく一緒だ。
この名前はプレイヤーで派閥が分かれる部分であり、そして私は圧倒的「プックル」派である。
・・・ところで今書きながら思ったのだが、本の内容から察するに、もしかして選んだ名前で性格が変わったりするのだろうか??
私のプックル、けっこうな頻度で「身を守る」をするため、少々困っているのだが・・・。
「やさしいプックル」と書いてあるあたりからその可能性は否めないが、まぁここは敢えて真相を知らずにいくとする。
プックルは可愛い。
それでいい。
お目当ての「プックル」が出てきたが、なんとなく4つとも見てみたくなったので次のセリフへ進める。
順当にいけば、「チロル」のはずなのだが
アンドレ!!??
ダレソレ!!??
ドラクエで初めて聞く名前だ。
本来は4つだけのはずだが、スマホ版では選択肢が増えている模様。
なるほど、であればビアンカの提案をすべて聞いてやろうではないか。
全10種、なかなかの数である。
リンクスやモモは悪くはないが、ギコギコあたりのセンスに少々不安を感じる。
親たちの反応や如何に
ようやく名前の決まったプックルも仲間に加わり、一同は親たちの待つダンカンの宿屋へ。
親たちは、ちゃんと叱ってくれるのだろうか。
そしてサンタローズへ戻ろうと言い、歩き出すパパス。
・・・えっ!!??
主人公たちの行いには何の反応もないだと!!??
放任主義のパパスでも、いくらなんでもそれは度が過ぎるのではなかろうか。
褒めるなり叱るなり、今回の主人公の冒険は何かしらの評価はあって然るべきだと思うのは、私だけだろうか。
世の親たちの教育方針は多岐にわたるが、ここまで無頓着なのも珍しい。
主人公の人格形成が、少々心配になってくる。
そういえば、主人公は「うんのよさ」が(以下略
宿屋から離れたところで、パパスが昨夜の件についてようやく切り出す。
よかった、ちゃんと考えていてくれたようだ。
パパスはなぜ、皆から離れてから話を切り出したのだろうか。
ここからはあくまで私の想像だが、そこには主人公を王子としたうえでの教育が感じられる。
一国の王が、王子を町人や部下の前で気安く褒めたり叱ったりする。
それはきっと親しみやすさを持たれつつも、ともすれば王としての威厳は損ないかねない行為でもある。
ゲーム冒頭の様子からパパスは「親しみのある王」であったと伺えるが、あれは遥か過去の話。
パパス自身、現実の厳しさに打ちのめされ、それでも生き抜き、また息子を強く育てようとしているはずだ。
国民の前では、豪胆で逞しい王であり、家族の前でだけ父親になる。
そんな自分の姿を見せることで、王とはなんたるかを主人公に肌で感じさせようとしている。
私の考え過ぎかもしれないが、そういった想像を掻き立てるのもまた、ドラクエの醍醐味だろうとも思う。
それでは次回は再びサンタローズへ。
主人公の「うんのわるさ」で、今度は何が起こるのか。
乞うご期待。
余談
どうでもいい話だが、スマホ版のプックルがまったく可愛くない。
不満だ。
このままでは愛せない。
ドラゴンクエストビルダーズ2のベビーパンサーなぞ、原作再限度が高くてお気に入りだったのだが。
あの見た目はどこにいってしまったのだろう・・・。
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