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【趣味/ゲーム日記】ドラクエV その3 潜入!深夜のお化け城!

前回↓

おしゃれ>命

城の周りでコツコツとモンスターを倒し、しっかりと装備資金を集めてきた。
これで現状での最強装備を揃えることができる。

ブーメランは通常、何かに当たればその時点で落下する
全体攻撃ができる主人公の熟練度は計り知れない
いばらのムチは、人の素肌に当てようものなら生皮は剥がれ肉は削げ血が爆ぜる
子供が扱うにはあまりにもオーバースペック

準備万端、倒すぞお化け

宿屋の娘も「おなべのフタ」ではさすがにマズいと理解してくれたことだろう。
だが「木の帽子」はどうしても装備してくれない。
明らかに髪型を優先している。
確かに似合っているが、命には代えられないはずだ。
「なべのフタ」は良くても、ここは譲れないといったところか。
それを頑固と呼ぶのかスタイルと呼ぶかは、当人に任せたいと思う。

彼女の拘りを感じる髪型ではあるが
これでは木の帽子は装備できない

ビアンカには頭部の怪我に関しては一切の責任を負えない旨を説明し、主人公たちはついに、噂のお化け城へ向かう。

お化けの蔓延るレヌール城へいざ
入口は錆びついている
裏手に回ると、登れと言わんばかりの梯子があった
最上階に入ると、落雷とともに落ちる鉄格子
小学生プレイヤーをビビらせる気満々である
所狭しと敷き詰められた棺桶群を抜けると
熱烈な歓迎を開始するホネご一同
びびびビアンカがっ!!!!!
・・・そうか、ビアンカは幻やったんか
墓ってことは、ゾンビでも出てくるんじゃあないですか?
あの短時間でビアンカを墓に埋めるとは中々の手際
しかし手は出さずにただビビらせてくるだけとは、意外と紳士たちなのかもしれない

レヌール城は、多くの小学生プレイヤーにとって怖い思い出として刻まれていると聞く。
私はそこまでの記憶はなかったのだが、確かにホラー演出に力が入っている。
今でこそ美麗なゲームや映画が揃う時代だが、ドラクエV原作の発売当初であれば話は違う。
スーパーファミコンになって初のドラクエであり、グラフィックはファミコンのそれとは比べ物にならない。
(特に次に発売されたドラクエVI、そしてⅢリメイクは今見ても高いクオリティだ)
そんな最新のグラフィックで全力でビビらせに来るのだから、当時の小学生プレイヤーたちの心中は察するに余りある。

こんなん聞いてないぞ、ボクは魔王を倒すゲームって聞いてたのに・・・。

世の中とは理不尽なもの、それを教えてくれるのもまたドラクエなのかもしれない。

王妃と遭遇

ビアンカを助け次のフロアへ向かうと、何やら存在感が薄めの女性が窓際に佇んでいる。
敵か味方か、主人公は一切のためらいなく彼女に話しかけるのだった。

主人公は相手が半透明だろうとビビることはない
豪胆にも程がある
王妃ということは、この城の持ち主と言っても過言ではない
どうやら敵ではないらしい
王妃の謎パワーで、本棚に隠された階段が出現
下階の寝室にて、王妃と再び遭遇
詳しい話が聞けそうだ
ただ自己紹介だけはさっきでも良かったんちゃうん
何か重要な情報の気配・・・
身分のある子供・・・
まぁ結局はそういうことだよね
ナマモノに言われるよりは100倍やる気出るからいいよ

王妃から改めてゴースト退治を依頼される。
本来であれば対価の交渉を先に済ませたいところだが、いかんせん主人公は6歳。
ノリと勢いと無謀で構成された彼には、これを断るという選択肢はない。
どのみち利害は一致しているので、報酬に関してはあればラッキーくらいで考えておこう。
主人公は善意と冒険心の塊なのだ。

ちなみに本編中のセリフでも、住人の幽霊、敵モンスターの呼び方が幽霊なのかゴーストなのかそれ以外か、いまいち統一されていない。
そのためこのプレイ日記では、無害な住人たちは「幽霊」、敵は「ゴースト」と呼び分けたいとおもう。

次の階では、完全に闇に視界を奪われている
でもたまに落雷でネタばれるあたり
まだまだ詰めが甘い
ちなみにゴーストに接触しても何も起こらないので
やはりただビビらせてくるだけだ
下階には宝箱があるが、今はまだ向こう側には
行けないようだ
明らかに王様の幽霊がいたが、扉の奥へ消えて行ってしまった

王との遭遇、の前に探索探索ぅ

王妃の次は、王との遭遇だ。
ここでまっすぐ王を追いかけてもいいのだが、その前にちょっと城の中を探索したい。
幽霊になっているとはいえ住人たちとは会話ができるし、奥へ向かう前に回収できるアイテムは確認しておきたいところだ。

ほうほう、ミルドラースとな
なんだか弱そうな名前だねぇ!!
これは本当に知らない情報だ
SFC版になかった気がするが、お宝か何かなのだろうか?
おっ、そいつぁ楽しみだねぇ!
腹を空かせて待つとするか!

一通り情報とアイテムを集めたことで、全容がわかってきた。
廃城の幽霊たちの成仏をゴーストたちが邪魔し、その幽霊たちをずっと躍らせるなどして娯楽の対象として奴隷化している。
王妃の依頼通り、ゴーストの親玉を倒せばこの幽霊たちは解放されるというわけだ。

目的がはっきりしたところで、改めて王の幽霊が向かった扉をくぐる。

これまでに幾人もの冒険者が
逃げ帰ったと思われる
軟弱者共め
平和な国だったんだろうなぁ・・・
▶【いいえ】

「ピシャーーーーーーン!!!!!」
鳴り響く雷鳴。
ドラクエ名物、都合のいい雷が鳴り響く。

主人公の顔を見て察してください
王ってそういう能力も必要だと思うんです
ボスの現在位置が判明

謎の雷鳴に邪魔されて、やむを得ず了承する主人公。
その表情を見て王は何も思わないのだろうか。
いや、すべて理解したうえでの落雷落としであるのならば、それはそれで王の資質なのかもしれない。
現代でも有能な経営者とは、同時に人格者であるとは限らないもの。
むしろ対局であったりする場合も多い。

この王、さてはデキるな・・・?

道中の真っ暗な道のことだろう
ゴーストが邪魔して入れない扉もあったはず
なるほどなるほど
そりゃ台所にもたいまつが必要なときはあるよね
・・・ん?
聖なる品って言ったか・・・?

この王、聖なる松明を台所のツボに保管しているだと・・・?
とある国の王妃に知られたら、国際問題に発展しかねない。
前言撤回、やはりこの王はダメだ。
完全に平和ボケしている。
6歳でもここまで来るやつならなんとかなるっしょって程度で強引に話を進めてるだけに違いない。

この国が滅んだ理由を察してしまったところで、今回はここまで。
色々と言いたいことはあるが(特に王に)、これもネコ助け幽霊助け

次回もしっかり、徳を積むとしよう。

次回


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