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ディレクター兼任広報がこの半年間で学んだ、広報的アウトプットの5つのポイント

こんにちは!広報担当のさいきです。もうひとりの広報担当カシマと一緒にエンビジョンnoteの更新を担当して早半年が経ちました。

偶然にも、2人ともエンビジョン入社前はデザイナーとしてキャリアを積み、エンビジョンにはディレクターとして入社、そしてクリエイティブと兼任して広報を担当、という同じキャリアを辿ってきました。そんなデザイナー&ディレクター出身の広報が常日頃noteで意識しているアウトプットのポイントについてお伝えします!


私たちがnote記事をつくる上で重視していること

noteの記事をつくる上でいちばん気をつけていることは、必ず伝えたい内容やテーマを掲げてから臨むことです。記事の内容だけではなく、この記事によって読み手にどういう印象を与えたいのか、読み手のメリットとなる情報を発信できているか、などの視点から記事の軸を決めてプロットを作成していきます。

エンビジョンでは広報MTGを月1回設定しており、いつ・どういう内容の記事を発信するかを2人で話し合っています。例えば、新卒採用の募集時期はメンバーや社内環境の紹介記事を多めに作ったり、プロジェクトの公開にあわせて実績を発信できるようにしたりと、今後の会社スケジュールを考えながら記事の内容を決めていきます。

今までに公開した記事のスケジュール管理表です。公開予定日を設定することで、なあなあにならずに更新を続けられています…(いつも追われています笑)

内容をしっかりと固めて記事の担当を割り振ってから、それぞれ記事作成の段階に入っていきます。
記事を作成する上で意識していることは次の5つです。


1. 広報×フォトグラファーの連携

株式会社エンビジョンの広報担当として、同じ会社に在籍しているフォトグラファーと連携できるということはめちゃくちゃ強みだと感じています。

スケジュールの調整やビジュアルイメージの共有のハードルが低いのはもちろんですが、それだけではありません。普段からメンバーのいい表情を知っているフォトグラファーが撮影していること、また、被写体となるメンバー側も、普段から会社で顔を合わせているフォトグラファーに撮影してもらえることでより素敵な表情が引き出され、会社の魅力が伝わる写真になっていると思います。

話しているメンバーのリラックス感やその場の空気感が伝わる写真で、個人的にとても気に入っている1枚です。

撮影場所や現像のトーンについてもすぐに相談できますし、その場の空気感を写真におさめておきたい場合にすぐ撮影をお願いすることもできたりとフレキシブルに対応してもらえるので、広報としてもより伝わりやすい記事を書くことができてとてもありがたい存在です。


2. 記事の中の文章と画像のリズム

記事の構成を考える際、画像と文章のバランスについても意識しています。

基本的には、

・内容を印象づけたい箇所
・図解で補足が必要な箇所
・段落の区切り

に写真や図を入れるようにしています。伝えたいことが文字情報だけで伝わるのかどうか、ビジュアルを示した方がこちらの意図がより伝わりやすいのではないか、ということを意識して組み立てていきます。

記事によっては、あえて画像を多く使用する場合もあります。例えば、イベントレポートの記事などがそうです。その時の雰囲気やメンバーの楽しげな表情を伝えるためには言葉で表現して読み手に想像してもらうよりも写真で伝えた方がその時の温度感や空気がリアルに伝わるからです。

このように、記事のテーマや伝えたいことによって文章と画像のバランスを調整するようにしています。


3. 挿し込む図のクオリティにもこだわる

note記事に入れる図やロゴのクォリティにもこだわります。
デザイナーの力も借りながら、自分たちのクリエイティブへの姿勢や遊び心が垣間見れるようなものを発信していけるように意識しています。

「Japan Six Sheet Award 2023」にて銀賞を受賞いたしましたの記事にて、
受賞デザイナーに制作中の思考の様子を表したイラストを描いてもらいました。
「Gyuuu」がお気に入りです。


4. カラーリングを統一する

株式会社エンビジョンでは、「ポジティブな未来を描き行動する」「多様性を活用し変化に繋げる」「未知に挑み価値を生み出す」「無邪気かつ着実に仕事をする」の4つのバリューを「エンビジョン・バリュー」と定義し、それぞれにイエロー・パープル・レッド・ブルーの4つのカラーを割り当てています。

noteのビジュアルにはこの4 つのカラーを記事やマガジンのサムネイルに使用しています。

記事のテーマによって使用カラーを変えるようにしています。

カラーのほかにもフォントやあしらい、タイトルの位置やロゴの入れ方などのルールを最初に決めてフォーマット化しています。このことで全体に統一感をもたせることができ、情報も整理しやすくなります。また、フォーマット化していることでサムネイル制作に迷うことがないので、効率よく記事をアップすることができています。


5. 記事を書き終えた後に

ひととおり記事を書き終えた後はそれぞれのやり方で最終確認をしていきます。

カシマは、全部を書き終えたら声に出して読むようにしているそうです。 語呂が悪かったり、変に詰まると読む人もそこで違和感を感じてしまうので、 自分で音読して、なるべく違和感を取り除くとのことでした。

私は、朝出社したら自分の記事を読む、ということを2〜3回はやっています。一生懸命記事を書いていると自分では伝えられているような気になってしまいますが、朝のまっさらな頭で最初から読むと途中のわかりづらい箇所や言い回しに違和感がある箇所に気づきやすいです。

そして公開直前には校正をお願いし、言葉の間違いや表現が統一されているかどうかを確認してもらいます。


いかがでしたでしょうか。広報初心者の段階から半年間、2人で試行錯誤しながらコンテンツを作ってきた中で意識してきたポイントを5つご紹介しました。この5つのポイントは、「マクロ」の視点と「ミクロ」の視点を持つことに起因します。 記事1本に対して、全体とアウトプットの一つひとつを行き来しつつ、 伝えたいことから逸脱しないこと、クオリティを上げることを目指していっています。

新人広報さんや、クリエイティブに全く関わったことのない広報さんに少しでも参考になれば幸いです!

●執筆:さいきまい
エンビジョン公式X



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