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わたしと留学とコロナと

イギリス在住4ヶ月のえぬいちです。

コロナさえなければ留学に行けたのに。そんな人が多いのかもしれません。

今回はコロナのもとでの留学に関して、個人的な考え方みたいなものを綴ります。

N=1の思考データのため、これだけで価値があるとはいえません。適当に聞き流す、というより読み流し、うまくご活用ください。

コロナで留学は厳しいのは現実

ウイルスの流行と留学は相反するものなのでしょうか。

残念なことに、これは受け入れるしかない現実でしょう。

多くの国にとって、海外からの入国者が増えるのを避けたい時代です。日本は海外からの入国者に対する規制が比較的ゆるいですが、それでも様々な制限が存在します。他の国も状況はかわりません。

VISAの申請が通らない
入国審査で拒否される
入国後に長期間の隔離がある

なんてことは十分に想定されることです。どう考えても、これまでと同じような感覚で留学に行く、ってのは難しい時代になりました。

留学=コミュニケーションは不成立

最近では留学といってもいろんな形の留学があって、留学の目的も人それぞれだと思います。

例えば、海外に行って友達たくさん作るぜ!、外国人と喋りまくって英会話力up!なんてのは割とメジャーではないでしょうか。

しかし残念ながら、このようなコミュニケーション重視の留学は感染症流行のもとでは十分に満足することが難しいでしょう。

私の経験で言えば、クリスマスのときに、同じ部屋の人以外との接触を禁じるリマインドのメールが送られてきました。

そもそも、コミュニケーションとコロナは矛盾しているんですよね。

あと、留学ついでに色んな場所を旅行しよう!なんてのも問答無用で無理だと思います。日本は規制がかなり緩いですが、海外では県境をまたいだ移動なんかは非常に強い文言で規制されています。

留学と旅行を混同してはいけませんよーとまでは言いませんが、それでも目的の中に旅行を組み込んでいる方はコロナが収束するまでは留学しないほうが良いと思います。

これから留学したい人にとって重要なことは、留学の目的を見直して、それって海外に行かないとできないの?とか、コロナの流行が収束しない限りは達成でいない目的じゃね?とか、自問自答することです。

意外とオンラインで代替可能な場合が多いんじゃないでしょうか。必ずしも留学そのものに価値なんてないのかもしれませんよ。

計画的になりすぎると辛い

さんざん、留学とコロナは相容れないと言ってきたのに、当の私はコロナ下でイギリスに渡っているんですよね。

一番は運が良かったんでしょうけど、PhDの研究留学生であったことも大きいと思います。おかげで、コロナによる影響ををあまり感じずにここまで来れました。

その中で私が受けた影響は2つあって、英語の試験(IELTS)が一時的に中止になったこと、VISAの取得をかなり待たされたことになります。

普通の人ならストレスが溜まってしまうくらいのことなんでしょう。当人よりも私の周りの人のほうが心配してくれたんですよね笑

私は性格上、かなり楽観的なのでストレスを感じずに気長に待っていました。そもそも、留学の準備期間がかなり短いことからも分かる通り、計画性が全くない人間なので、ストレスを感じることがお門違いなんですよね~

逆に、自分の思い描いたとおりに事が進まなくなることが多々あると思うので、計画的な性格の人は要注意です。

海外に行けたらラッキー程度の気持ちで計画することが、コロナ下での留学の最大のコツなんじゃないかなって思います。

おわりに

自問自答の末、留学に対して本当に価値があると思った人はコロナの収束まで我慢することおすすめしません。

その留学に価値があるのなら、コロナ流行下であっても留学に行くべきでしょう。少なくとも現時点では収束のタイミングなんて誰にも予測できませんからね。

ただし、国境を越えた移動が増えることは確かに望ましいことではありませんから、コロナを支えてくださっている方や移動を控えている方への感謝を忘れずに。

なにかコメントあればぜひ。


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