渡航前でも侮れない!留学費用の一例をご紹介します。

イギリスの大学で博士取得を目指すえぬいちです。今回は、留学の準備段階で必要になった費用をご紹介します。いろんなケースがあると思いますのであくまでも目安にしてくださいね。

留学準備の前半戦

イギリスの大学に入って学位を取得しようと思うと、まず最初にやらなければならないのは大学から合格をもらうことです。

合格をもらうだけならお金なんかかからないじゃん、ってのは多くに人にとっては幻想にすぎません。意外とお金がかかります。

中でも語学試験が最大の出費要因になるのではないかと思います。大学の合格条件には一定水準の英語力が試験のスコアという形で要求されますので、最低一回は試験を受けないといけません。

イギリスの場合はIELTSが一般的です。大学によってはTOEFLなど他の試験も認められていることもありますが、いずれにしても受験料が恐ろしいほど高いです。

スピーキングの試験もあるので納得できる値段にはなりますが、私のときは、お試しで受験した一般的なIELTSが2.5万円、二回目の本番で受験したUKVIが3万円でした。

そして、さらに恐ろしいのが試験の開催地が非常に限られている点です。一般的なIELTSは様々な場所で開催されているものの都市部に限られます。UKVIに至っては開催地は東京と大阪のみ。

地方に在住の方は受験料に加えて、都市部までの交通費(場所にもよりますが2~3万円)と前泊するための宿泊費を考慮する必要があります。住んでいる場所にもよりますが、受験に関わる費用は一回あたり6万円くらいまで見込んでおく必要があるかもしれません。

以上が、前半で必要になる出費の大部分を占めると思いますが、他にもお金がかかりそうな部分はあります。

私の場合は、IELTS対策と銘打ってオンライン英会話(DMM英会話)を半年ほどやっていました。トータルで3万円くらいは使ったことになります。

Writingの添削サービスも何回か使いました。私は5000円くらいしか使っていませんが、一回あたり1000円~2000円くらいはかかるので回数が増えると高額出費につながります。

ちなみに、英会話に関してはもう少し良いお金の使い方があった気もします。

あと、志望理由書の添削サービスを利用する人も多いかもしれません。

私はTopAdmitというところで1万円くらいのサービスを利用しました。基本的な文法チェックはもちろん、英語での文章構成なんかをガッツリ見てくれるので利用価値はあるかと思います。

最初に提出した志望理由書は、自分で書いた部分が跡形もなくなるほど赤線が入りまくっていて、さすがにビビりました。

私を担当してくれた人はかなり親身に相談に乗ってくれましたが、運が良かっただけだと思いますので、どのサービスがオススメかは判断できません。

留学準備の後半戦

無事に合格をもらったら、あとは無事にビザ申請をすればOKです。

ただ、このビザ申請もかなり出費がかさみます。

私のときは手数料で5万円、優先サービスをつけてプラス3万円でした。

追加でビザ申請の際にイギリスの健康保険(NHS)の費用を滞在予定期間に応じた金額を支払います。私の場合は4年分?で20万円くらいでした。

まとめて払うので高額に感じますが、意外と安いようにも思います。(日本よりサービスが落ちるらしいので適正価格かも)

あとは、持っていく荷物にどれだけお金を使うかも重要です。

私は衣服、リュック、小物、日本酒などまとめて5万円はかかっていないと思いますが、スーツケースを新たに買う場合なんかは、大きな出費が発生するポイントになるかもしれません。

おまけとまとめ

以上で、イギリス留学の準備段階で必要な費用を簡単に挙げてみました。(漏れがあったらすいません)

細かい計算はしていませんが、私の場合は総額で40万円くらいでしょうか。うーん、予想していたよりは高いですね。保険料を除いても20万円くらいですね。

私の反省はといえば、英語の試験は1回でクリアする、ビザの準備は余裕をもって優先サービスは使わない、ことで節約できたと思います。

渡航費や渡航後の授業料、生活費が必要になります。むしろ、こっちのほうがメインだと思います。

私の場合、渡航費はカタール航空を利用して6万円で済みました。授業料や生活費は...またの機会にでもお話しますね。



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