他人事PDCAが起業家の身を滅ぼす

どうも。アントレノート【起業のネタ帳】です。

さて、、【この記事】のPDCAについて。

このブログを読んでいる方であればPDCAという言葉を聞いたことくらいはあるでしょう。
ざっくり説明すると,

P=PLAN(計画)
D=DO(行動)
C=CHECK(観察)
A=ACTION(行動)

つまり行動して結果を受けて観察、検証を行いその結果を反映させた行動をとるということ。
言葉や理屈は知っていると思いますが、起業家と会社員のPDCAは何が違うかというと

スピード

です。圧倒的にPDCAのスピードが違います。

よく目にする(耳にする)話ですが、会社でミスしてしまったら
「今日はミスっちゃったな!パーっと飲んで今日は忘れて明日からまた頑張ろう!」なんていう考え方。
確かにミスをすれば痛手かもしれませんが、明日の飯に困ることがないのが基本的な会社員の環境です。


起業家は言ってしまえば明日の飯を食えるかどうかわからないような人種です。そんな人が悠長に「今日はダメだったなー。明日反省しよー。今日は飲みに行っちゃうかー」なんて言っていられません。
今日食えなければ明日も食えない可能性があります。それならば寝る間も惜しんで徹底的に反省し、次のアクションプランを立てて即行動に移すでしょう。

そう、根底にある危機感がまず違います。

だからPDCAのPからAまでのスピードが圧倒的に違います。

さらに明日食える人と、明日食えないかもしれない人なので考えの深さも全く違います。

深さもスピードも違うので比べ物になりません。

中小企業の社長はよく「言っていることがしょっちゅう変わる」と社員に陰口を叩かれますが当然です。思考の深さとスピードが会社員とは全く違うのだから、社長の思考スピードについてこれず「社長は気まぐれ」なんて思ってしまうのも無理はありません。

PDCAのスピードは周りに合わせて会社員生活をしている人ではまず身につきませんし、ビジネススクールでもなかなか身につきません。ましてや学校でも絶対に教えてくれることでもないので、なかなか身につける場はありません。

そもそもどこかで身につけるとか、教えてもらうという類の物でもなくPDCAのスピードと質は多くは危機感から生み出される場合が多いと思います。

この危機感(もしくは環境)をどのように作るのか、、、それはまた別の機会にお話をさせていただきます。

今日はここまで。

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