見出し画像

#47 【プラスアルファコンサルティング 事業推移】2022年9月期 売上高増加率29%増、営業利益率33.7%

今回はプラスアルファコンサルティングについて取り上げます。

会社概要

プラスアルファコンサルティングは、「見える化プラットフォーム企業」のビジョンに基づき、ビッグデータ活用による企業の業務効率化や意思決定を支援するSaaS型クラウドサービスを提供しています。継続収益が大部分を占めるSaaS型サービスを提供し、全社ベースで高い成長率と利益率を実現しています。2006年に設立され、2008年には「見える化エンジン」というSaaS型テキストマイニングサービスを提供開始。2010年には本社を東京都港区芝浦に移転し、2022年10月には株式会社グローアップが子会社となり、グループの成長に貢献しています。新型コロナウイルス感染対策に伴う行動制限が緩和される中で、オンラインマーケティングや展示会、Webセミナー等を通じて新規顧客を獲得し、リアル会場での展示会やイベントなどに参加しながら顧客の導入意欲を高めています。


業績推移

2022年9月期の通期決算報告によると、売上高が前期と比べて29%増の79億円となり、過去5年間の平均年間成長率も30.4%という安定した成長を達成しています。営業利益率も33.7%と高水準で、同社のビジネスの安定性と成長性が明らかになっています。


コスト構造

過去4年間の売上原価は28%前後で推移しており、2022年9月期には28.1%に減少しました。販管費は2021年に急激に低下し、2022年には38.2%に増加しました。


財務状況

2022年9月の自己資本比率は81.4%でした。また、有利子負債は0億円となっています。


2019年9月から2022年9月までの4年間で、純資産は急速に増加し、最初の2年間で約34%、次の2年間で約32%の増加しています。流動負債は着実に増加しており、2022年に14億円に達しています。固定負債は0となっています。


2022年9月期を見ていきます。

総資産は79億円で、うち流動資産が66億円、固定資産が13億円となっています。現金は55億円です。

負債は15億円で、うち流動負債が15億円、固定負債が0億円です。

純資産合計は64億円で、そのうち資本金が0.9億円、資本剰余金が0.8億円、利益剰余金が62億円となっています。


キャッシュフロー

当社の営業CFは2019年度から2022年度にかけて、それぞれ7、10、15、18億円と着実に増加しており、安定した経営を続けていることが伺えます。財務CFは2022年度には△2億円となっています。


本日も最後までお読みいただき本当にありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?