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#48 【アイスタイル 事業推移】@cosme。売上高 前期比11%増 344億円

今回はアイスタイルについて取り上げます。

会社概要

化粧品クチコミサイト「@cosme」を中心に、化粧品関連市場に特化したサービスを展開しているアイスタイルは、登録会員が化粧品やスキンケア製品などの感想や使用感を投稿し、クチコミ情報を誰でも閲覧できる美容系総合ポータルサイトを運営しています。約19万種類の商品情報、約2億PVの月間アクセス数、180万人以上の会員数、944万件以上の累計クチコミ数を有しており、オンラインショッピングサイト「cosme.com」や小売販売店「@cosme store」も運営しています。また、インターネット広告サービスやソリューションサービスも提供しています。


業績推移

2022年6月期の通期決算報告によれば、当社の売上高は前期比11%増の344億円となり、過去5年間の平均年間成長率も12.7%でした。しかしながら、営業利益率は△1.3%となりました。


コスト構造

売上原価は、2013年に32.0%で、徐々に上昇し、2022年には54.0%に達しました。一方、販管費は、2013年に56.5%で、2015年に51.6%に達しましたが、その後は低下し、2022年には47.4%となりました。


財務状況

まずは全体から。
2022年6月の自己資本比率は39%でした。また、有利子負債は97億円となっています。


純資産は、2013年から2018年までは年々着実に増加しました。その後は、2019年、2020年には減少しましたが、2021年には再び増加し、2022年には前年比で6%増加しています。


2022年6月期を確認します。
総資産は222億円で、うち流動資産が130億円、固定資産が92億円となっています。現金は58億円です。

負債は135億円で、うち流動負債が117億円、固定負債が18億円です。

純資産合計は86億円で、そのうち資本金が47億円、資本剰余金が39億円、利益剰余金が△9億円となっています。


キャッシュフロー

営業CF(キャッシュフロー)、投資CF、財務CFの推移を見ると、年によって大きな変化があることがわかります。

営業CFは、2013年から2016年にかけて徐々に増加し、2017年にはピークとなりましたが、その後急激に減少し、2020年にはマイナスとなりました。しかし、2021年には大幅に回復し、2022年には13億円となっています。

投資CFは、多額の支出が必要な新規事業や設備投資により年によって大きく変動しています。2017年から2018年にかけては特に大きな支出があり、投資CFはマイナスとなりました。しかし、2021年にはプラスに転じ、2022年もマイナスになりましたが前年よりは改善されています。


本日も最後までありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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