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演劇ライター講座を始めた理由と、募集したら1日で定員が埋まってビビり散らかした話

エンタステージでは2021年2月より演劇ライターになりたい方に向けた講座を開催。この講座は、私が学生時代に進路を考えたときの経験、そして現場で働き始めた時の思いをもとに開催を決め、カリキュラムなどを組んでいきました。今回、講座初開催までの道のりと、募集を開始してから驚いたことなどを綴っていこうと思います。

ライターになりたかったのに、なり方が分からなかった!

小学生の時、私の夢は警察官でした。ですが、中学の時に進路を調べる上で警察官になるために身長が女性だと大体154cm以上必要だというのを知って、低身長だった私は希望を見いだせず諦めてしまいました。

そこで、次になりたいと思っていたライターについて調べましたが、こちらはどうすればなれるのか辿り着くことが出来ませんでした。雑誌などの編集部員になる方法は書いてあっても“ライター”になる方法は中々書かれていなかったのです。

私が中学生のあの頃に知りたかったこと全て。このライター講座に詰め込みました。

(あの頃の思いを書き綴っていったらとてつもない熱量になってしまったので、それは別の記事にまとめてみました。ご興味があればぜひこちらも覗いてみてください笑)

まさかの1日で満員に!やっぱりみんなも知りたかったよね

私の激重な感情を乗せて走り出したライター講座。編集部で話し合いを重ねて募集を出すタイミングや料金、募集ページの文言など慎重に決めていきましたが、ページを公開する直前まで「興味を持っていただけるだろうか」と初めてのことに、編集部一同不安な気持ちでいっぱいでした。

しかし、募集ページを公開しTwitterを投稿してみると、すぐに1人目の希望者が。その申し込みに驚きながらも歓喜の声が思わず上がり、編集部に共有すると、他のメンバーも喜んでいました。そのあとも申し込みの勢いはすごく一日も経たずに満員となり、呆気にとられてしまいました。

そして「え・・・本当に? この講座で合ってる?」とビビり散らかしていましたが、申し込みの際に書いていただいて申し込み理由を読んで、やはりあの頃の私と同じ気持ちの人も多いことを知りました。さらに、受講後に喜びの声もあり・・・おかげで「この講座は間違ってなかったんだ・・・!」と自信を持つことが出来、第5回まで開催することが出来ました。参加いただいた皆さまに感謝しています。

そして、これまではリアルタイムにオンラインで開催してきましたが、さらに間口を広げ気軽にこの講座を受けられるようにという思いから、note化するに至りました。講座を観劇のゴールデン帯である土日に行っていたこともあり、参加したくても出来なかった方もいらっしゃると思います。

でもこちらは好きな時にアーカイブ動画を何度もご覧いただくことが出来ます! 日程の都合やオンラインでの受講ができないなどの事情でこれまで参加を見送っていた方にもおすすめです!

エンタステージでライターデビュー!? ライター講座のメリットはこれだ!

ライター講座では“人脈作り”も大事だという話もしています。これはどの業種においてもそうだとは思いますが、間口が狭い分、特にライターという職業においては大切にするべきことでしょう。そして、この“ライター講座”もひとつの出会いです。それは私たちにとっても。

講座のオプションとして「原稿添削」「インタビュー実践講習」というものがあります。これは講座とは別に申し込んでいただくことになるのですが、実際にご自身で書いていただいたレポート原稿、編集部立ち合いで取材したインタビュー原稿を編集部が添削し、改善点などを伝える他、修正を反映して申し込んでいただいた方の名前を記載の上、エンタステージに掲載してきました。自分にとって“最初の作品”を作り上げたのです。

そして、全講座、オプションも受けた上で“ライター”としてぜひお仕事をお願いしたいと思った方にはこちらからお声がけしてきました。そんな方々の書く記事も“新たな出会い”でとても楽しく、“新たな仲間との出会い”はエンタステージとしても実りのあるものになったのです。

まだまだそんな逸材の方々がいるのではないか、新たな視点から紡がれる記事があるのではないか、このnoteがそれを叶えてくれるのではないか。そんなさまざまな期待に心が震えています。

第1回アーカイブ動画と第2回以降の講座内容!

第1回講座では、上記にも記載したようにライターの入門編のような内容が詰まっております。少しでも興味のある方はまずこちらをご覧ください! ライター講座note版は好きな時に何度でも動画を見返すことができるので、お忙しい方におすすめです!

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