苦しみ学のススメ
『幸福学✕経営学』を共著で書いたのは、2018年。
「幸せの4因子」はとっても実用的だし示唆に富む。
ありがとう(自己実現と成長の因子)
やってみよう(つながりと感謝の因子)
なんとかなる(前向きと楽観の因子)
ありのままに(独立と自分らしさの因子)
(本書39ページに詳しい記述がある)
特に、東京も都市封鎖寸前、
全人類が、パンデミックの脅威にさらされ、
未経験、未知、予測困難な状態では、
人と人のつながりが大切だし、
前向きさや楽観も必要だろう。
しかし、あえてここで、
「苦しみ学」を考えてみたい。
受けは悪いだろうけど。
そりゃ〜
皆で幸せになりましょう!は人気あるけど、
どう考えても、
皆で苦しみましょう!といっても、
人が集まりそうもないよね。
でも、こんな時代だからこそ、
苦しみの意味を深めてみみたい。
苦しみの恩恵を探ってみたい。
苦しみ学は、
苦しむためのものではなく、
もちろん、苦しむ人を増やすためでもない。
苦しみ学は、
苦しみの意味を探求するたものもの。
イメージは、干し柿。
ちょっと季節はずれだけど。
渋さがあるから、甘さが宿る。
幸福だけの追求は、片手落ちな気がしている。
幸福と苦悩。
コインの裏表、
光があって影があるように。
両方を探究することが、
とっても大切な気がする。
2600年前、仏陀が、
人生は苦に満ちていると喝破したのは、
するどい洞察だったと思う。
ここらへんから、
「苦しみ学」の糸口にしたい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?