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虹の輪に包まれているように感じました。弁天祈願のご感想その20。

ここ数日少し暖かい日が続いていましたが、
今日は少しまた冷え込んできました。

とはいえ、日も伸びて太陽の光が温かく、
春が近づいてきているのだなあと感じます。

なんとなくモノトーンな冬から
少しずつ赤みが差していくように
徐々に春の気配が強まっていくのでしょうね。

小正月でおぜんざいを食べたりも楽しかったです。


弁天祈願のご感想いただきました。
ありがとうございます!

圓珠さま

弁天さまのご祈願ありがとうございました。
そして、弁天さまと◯◯様のメッセージも有難うございました。
昨日は、綺麗な水色のセーターを着て、初稽古に行きました。
帰宅して、弁天さまが水色や青がお好みだと知り、
とても嬉しく思いました。

好きなお稽古事ができるのは、とても幸せなことですが、
それだけではないことが、昨日わかりました。
お稽古場に通う他の方たちも、大なり小なり、
私と同じような悩みを抱えながら
毎日を過ごしていらっしゃるということを知りました。

自分だけが、毎日バタバタで余裕が無いわけじゃない。
自分だけが、辛くて、逃げ出したいわけじゃない。
ということを知りました。

好きなお稽古事に通うことになったのは、
弁天さまのお導きでしたが、それだけではなく、
心配事や悩みを口にしても許される、共有できるという貴重な場を、
弁天さまが、私に与えてくださったのだと思いました。

そう思うと、弁天さまの安心安全な、
虹の輪に包まれているように感じました。
こんな未熟な私に、弁天さまはいつも寄り添ってくださり、
私がより良い毎日を過ごすことができるようにお導きくださる。
嬉しくて、有難くて、涙が出てきました。

新しい一年の始めに、
弁天さまのご加護を感じることができましたこと、
阿闍梨さまには、心より感謝しております。

今年も未熟な私をお導き戴きますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。

ご加護を感じるということも気づきの一つ。

人はえてしてご祈願の時に
超自然的なことやびっくりするような結果を期待しがちですが、
本当に大切なことはそちらではなくて、
自分の心と弁天さまの心がどれくらい繋がってるか
ではないかと思うのですよ。

弁天さまの大きなお心にこちらの側から繋がって
弁天さまがお示しくださっていることをしっかりと受け取る。

お陰も功徳も福徳も、与えてくださっていることに
気づかなければないのと同じ。
それはとてももったいないことですね。

さまざまな出来事や気づきが起こった時、
それを通して仏さまが
何を教えてくださろうとしているのか
何を与えてくださろうとしているのか
ということを考えるのはとても重要です。

以前四無量心や四摂法について書いたことがありますけれども。

自分だけが苦しいのではなく、
他の人たちも苦しいのだということに気づくのは
慈悲の心を起こすきっかけであり、
それを互いに分かちあい、支えあうことができるのは
利行と同事という菩薩のわざと同じ行い。

自分の苦しみにとらわれるだけの境地から
他の人の苦しみを慮ることのできる境地へ移行するためには
自分は安心安全であり守られている、と思えることが
とても助けになります。

神仏を信じて繋がりを感じること。
何があっても神仏がそばにいてくれると思えること。

そして、神仏だけでなく周りにいる人たちとも
そのように思えるなら、
さらに安心安全は大きな虹の輪のように
あなたの周りに広がっていくことでしょう。

安心安全の虹の輪の中にいられれば、
びっくりするようなお陰が出ることも
すごい神秘的な体験があることも
別に驚くようなことではなくなっているかもしれませんよ。


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