劣等感も優越感も要らない
拙記事「自分と他人を比べない」と似通った言葉ですが、今日は少し違う切り口で。
競争の世界で人から認められるために突っ走ってしまうと、自分より上の人を見つければ劣等感で卑屈になり、自分より下の人を見つければ優越感に浸る。
若い時にそうだった老人は、劣等感を避けて、より優越感に浸るために突っ走り、結果周りは敵だらけになってしまった、というもの。
こんな考え方を続けると、純粋な気持ちでその人の良さ、味わい深い部分を見ることなく、定量的に測れる部分だけを比べることしかしなくなる。
世の中誰一人として同じ人は存在しないのに、きわめて限られた指標だけで評価して上下を決める。そんな人ばかりの世の中って、とても空しいですよね。
やっぱり比べて良い/悪いという評価ではなく、そして劣等感や優越感とは距離をとって、お互いにその「人」ときちんと向き合える世界にいたいなと思います。
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