【感想】志賀島
『漢委奴国王』
誰もが一度は聞いたことがあるだろう。
この金印が発見されたとされるのがここ,志賀島だ。
以前、福岡市立博物館で保管される本物を見て、金印の虜になってしまった私は、金印に関係する地をもれなく訪れたいと、志賀島にある金印公園を訪れるために家族を巻き添えにした。
車移動も考えたが、ちょっと島散歩をしてみたくなった私は、公共機関だけを使った移動を試みた。
ナビ通りに電車やバスを乗り継ぎ、島に上陸し、10分ほど歩き、公園に到着した。
まあ金印のモニュメントがあるくらいでその他には何もない公園だが、さすが島。公園から見える海景色はとても良かった。
(驚いたこと)
1 金印公園までの道中、歩いている組は我々以外いなかった。出会った(すれ違った)約30組すべてが車かバイクか自転車。
2 2時間に1本の島内循環バス。
3 家の扉全開で、家の中が丸見えの家庭。
4 家が建ち並ぶ大通りを歩いていても小学校や中学校(義務教育機関)が全然見当たらない。
※帰って調べてみたら、こんな密度だ。小学校も中学校も徒歩5〜10分圏内にあった私からしたら信じられない少なさだ。中学校なんて島の北端に住んでいる人は(いれば)車で送り迎えしてもらわないとかなりきついだろう。
5 ビーチに立ち入るのにお金がかかる。ビーチを取り囲むように海の家が設置してあり、どこから入るにもその管轄の海の家で何かを買わないといけない。海を近くで眺めることすら許されない。(と言いつつ、実は、海の家の優しいお兄さんに裏ルートを教えてもらい、かなり近いところまで行って眺めることができたが。)
これまでの生活文化と異なる光景を見て、本当にいろいろな地域があるなと再認識した。
こうして見た生活を忘れずに発言したいし、仕事をしていきたいと思った。
(参考)写真たち
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