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Iメッセージの使い方

今日もアドラー心理学の
【勇気づけ】についての話をします。

勇気づけとは困難を乗り越える
活力を与えることです。

ただいま【感情と上手に付き合う】
というテーマで話しています。

前回のメルマガでは
怒りの感情について
深堀りをしました。

基本的に【怒り】は
相手を傷つけたり、
攻撃的にさせたりすることになり、

非建設的な対応と言えます。

そして怒りをコントロール
するためには、

まず怒りの一次感情を
知ることが大切だということも
昨日話をしました。

今日のメルマガでは
その次の第2ステップ
の話をします。

それは一次感情を
「私(I)」メッセージで表現することです。

「私(I)」メッセージは
相手の【行動】とそれに対する
自分自身の【感情】を伝える方法で、

決して相手を攻撃したり
非難したりしません。

一方、
「なんで私を怒らせるんだ!」
「君にはイライラする」
「お前は最低だ」
などのメッセージは

「あなた(YOU)」メッセージ
といわれ、相手を批判したり、
判断したりすることになり、
相手は身構えます。

たとえば、
健康診断で生活習慣病を
指摘されても医者に行かない
夫に対して、

妻が「もういい歳なんだから、 しっかりしてよ|!だらしないんだから!」

というのが
「あなた(YOU)」メッセージです。

それに対して
「私(I)」メッセージでは、

「あなたが健康診断で
指摘されてるのに
再検査に行かないから、

私とても心配なのよ。

このままでいると、
血糖値や尿酸値が上って
大変なことになるんじゃないか
と思って。

今度の土曜日には
お医者さんに行ってくれると
安心なんだけど」

という感じになります。

「私(I)」メッセージは、

最低限
(1)相手の行動と、

それに対する
(2)自分の感情
(3)相手の行動の結末(影響)から
構成されていますが、

より効果を増すためには
(4)相手に託す思いを加えても
いいかもしれません。

(1)「あなたが……するとき(したので)」

(2)「私は…・・・と感じる(感じた)」

(3)「なぜならあなたが……だからです」

(4)「あなたには今後…… してほしい(… …を期待する)」

・怒りの一次感情を
「私(I)メッセージ」で表現する

夫が何の連絡もなく
遅く帰ってきたときに、

妻が怒りながら
「何時だと思っているのよ!
なんでいつも連絡
くれないのよ!!」
と言ったとします。

このケースにおける一次感情が
「心配」だとすると

「私(I)」メッセージを使い、
次のように言い換える
ことができます。

「(あなたが)電話をくれないから、
事故でも起こしたのかと思って、
(私は)心配しちゃったわ。
遅くなるときは電話くれると助かるな」

(注)「私(I)」メッセージは、
厳密にいうと、
不安、心配、落胆などの
陰性感情を伝える場合、

勇気づける方法というよりは
【勇気をくじかない方法】になります。

しかし、喜び、感謝などの
陽性感情を使うと、

勇気づけのメッセージとして
使うことができます。

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