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13歩目 差入

入院して1週間。
手術はしない方向で、保存的療法で経過観察。
レントゲン撮影では、骨に大きな変化なし。また来週レントゲンを撮って、今後の事を決めましょうという話しになった。それでも先生は、手術しなくて良いかい?と仰る。先生が言うと、迷っちゃっうもので。
でも、もう決めた。
保存的療法で!
3、4日くらいは微熱もあったが、やっと平熱に戻る。
先の事は、考えても答えはない。

その間に、お見舞い品を色々頂いた。
コロナ禍で面会はできないけれど、物の受け渡しはできたので、そんな差し入れが面会変わり。

本の差し入れが、時間潰しになって助かった。
元上司が選んでくれた本は、5冊中2冊が認知症に関する本で、入院しても学べよ!、そういうコト?と思わせてくれた。
認知症の本編は、特別な学びというよりは、おさらいって感じで気軽に読み進め、後書きに突入してガツンと心を殴られた。著者の波瀾万丈さ加減が、なんでそうなるの!?の連続で、斬新だった。
そこで、ベネットファインディングという言葉を知り、(長くなるので割愛しますが、興味がある方は調べてみて下さい。)そのお陰で、悶々としてた思考などが整理できそう、と前向きスイッチが入る。
そして、ネガティブライフイベントから学ぶ、という考え方のヒントを得る。自分の場合は、骨折した身体になって良かった事を考える、という事。
認知症の本で、仕事の事考えたくねー!って感情は飛んでいた。
ちゃんと座学できたよ。

他の方々からも差し入れを頂いた中、
印象に残る差し入れを、紹介。


『子供用お菓子の数々』
職場の若い子集団より

まず、笑えた。
お菓子<玩具、のような子供が好きそうなやつ。
ドーナツ作れるセット、などなど。
看護師さんが、ビニール袋越しで見えてるせいか、
半笑いで届けてくれたのも印象的で。
「皆さん、とっても若い人たちで、キャッキャッしてましたよ」
とコメント付き。
差し入れする側も、楽しんでいる模様。
別日に、昔懐かしお菓子屋さんシリーズもありました。


月刊ムー』 学生の頃からの友人より

付き合い長いおかげで、好みの食べ物のラインナップ。
ドリップコーヒーも美味しそうなパッケージ。
わかってるじゃん!ってホクホクしつつ、
別な袋も入っていて、これは何だろう?って開封すると、
月刊ムーが出てきた。
友人曰く、オーラを感じたからだ、とか。
セレクトしてくれた意外性に爆笑しつつ、
自分にとっては、初めてのジャンル。
しっかり読みました。
ざっくり云うと、奥が深かったです。


『線香花火』
シュガーボーイ(10歩目、参照)より

病室でできるわけないし、
できそうな場所があっても、火を起こすものないし。
線香花火なのに少し大きめで豪華verだし。
「ウケる」って声を出し、お腹を抱えました。
他にも、『夏気分』というテーマで、ラムネと駄菓子だったり、
面白い差し入れが多かったなぁ。
「自分も入院してたんで、こうゆうの良いですよね!」
ってメッセージがあって、
振り切ってて、ダントツでした。

この場をかりて、御礼申し上げます。
どうもありがとう〜

ユーモア、大事ですね。

鏡写し / 大橋ちっぽけ

たまたま聞いて、お!?何だろ?と思って聴き始める。
アルバムの先行シングルっぽくて、
耳に馴染んで、気に入っていた。
アルバムもニュートラルに聞け、あ、良いなー
って思ってから2年。
サブスクのMIXリストを流してたら、お?何だろ?と思ったら、
彼だった。再会。
嫌でもね
という新曲。
ハイトーンに上がる時と、戻る時の声の変質が耳につく。
追っかけて聞いてなかったので、最近聴き始めており、
寝る前ソングとなっています。

浅くてすいません。
気になっていたものは、巡り巡る法則。

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