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#6 今日に限ってペコちゃんのほっぺが売り切れていた

みなさまいかがお過ごしでしょうか。エノキです。

私の家の近所には不二家があります。たまにおやつを買いに行くのですが、たいていカットケーキを購入しています。なぜなら、お店に入ればショーケースに並ぶきれいなケーキに目が釘付けになってしまうからです。

でも、視界の片隅にいつも入ってくるのが「ペコちゃんのほっぺ」です。小さい頃、母が「ペコちゃんのほっぺ」を買ってきてくれると、飛び上がるほど嬉しかったものです。ペコちゃんを食べてしまうのが幼心に申し訳なく、焼き印を避けながらちまちま食べていたことを思い出します。

今日、友人と会う予定があったので、せっかくだから「ペコちゃんのほっぺ」を買っていこうと思い立ちました。いつもショーケースにたくさん並んでいるので、今日もあるだろうと高を括っていたのですが…


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まぁ、こういう時に限ってそんなもんです。
ショーケースの「ペコちゃんのほっぺ」コーナーは空っぽになっていました。

売り切れを知らせるポップには、
『まとめ買いされるお客様は2日前までの予約をお願いします。』と、
やけに威圧感のある文字で書かれていました。

ということは、今日に限ってまとめ買いされた方がいらっしゃるということですよね。もしかしたら突然必要になって大量購入されたのかもしれませんが、看板商品である「ペコちゃんのほっぺ」が売り切れてしまうのは店舗側にとっては死活問題なのでしょうね。もし予約をしてもらっていれば、多めに入荷して、ショーケースが空になる事態は避けられたわけですから。

私は発注業務をしたくないという理由でコンビニやスーパーなどのアルバイトは避けてきました。自分が行った発注が、需要と供給のバランスを満たせなかった場合、責任を感じて3日間くらい落ち込む自信があるからです。このケースのように、予期せぬ売り切れに直面して、仮に上司からフォローされたとしても、悲しくなるだろうし、責任を重く感じてしまうだろうし、下手したら「お客さん!何てことしてくれるの!」って思っちゃうかもしれません。
業務を全うしても負い目を感じて悩むのが嫌なので、私は今後もずっと発注業務を伴う仕事には手を出さない気がします。だからこそ、世の中の発注業務を行っているすべての皆様に尊敬の念を抱きます。いつも本当にありがとうございます。では。

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