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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン…
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理…
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#aipicasso

年下上司

 再受験や学士編入で大学に入りなおしたり、浪人を経て大学に入ると、当然のことだが年下の先…

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そうは言っても

 SNSを見ていると、極論、炎上ばかりが目につく。  きつい言葉で相容れない人を断罪し、溜…

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「メンツ」社会を乗り切るには

 人間はなかなか難しい生き物だ。  そんなこと言わなくても分かってると言われそうだが、あ…

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責任追及と原因究明

 誰かがミスをすることで、人の命が失われる重大な事故が起こることがある。  被害に遭われ…

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言葉の定義

 誰でも知っているし、時に論争にもなるのに、言っている人の間で意味が違う言葉は結構ある。…

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コミュ重視社会で生き抜く

 つくづく現代は「コミュニケーション」が重視されている社会だと思う。  何をするにもコミ…

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帯に短く襷に長し デジタルガジェット放浪記

 最初に買った、というか親に買ってもらったコンピュータは、NECのPC-8801mkIIFRだったと思う。  中2だったと思う。ベーシックマガジン(通称ベーマガ)のプログラムを打ち込んでいたのを覚えている。  ハイドライドとか信長の野望といったゲームをやったことも、朧げな記憶がある。  ハイドライドに音声がなくて、販売店に苦情を言ったことも。今思えば容量が足りていなかった。信長の野望では1582年に本能寺の変が発生して羽柴秀吉になったことが強烈な印象だ。一度しか発生して

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人ではなくコトで、アゲイン

 Natureのニュースが日本の研究に関する記事を出した。  NISTEPの科学技術指標2023年版(記…

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無視されないために

 先日、ある大きなニュースが流れた。  組合活動を理由に雇い止めされた河合塾の講師の方が…

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脳のリソース

 この記事を書いている前の週、後ろからの衝突で2回転倒した。  1回目は先日書いた通り、ス…

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選択と集中を望むのは

 科学技術予算における選択と集中批判は年季が入っている。例えば、私が関わった2003年ごろの…

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医学の勉強はつまらない?

 SNS(主にX)で、医学部医学科の偏差値を誇る投稿を目にしない日はない。  東大理3を頂点…

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他人のことなど分からない

 私たち病理医の仕事の認知度は低い。  一般の方々がご存知ではないのはもとより、医師のな…

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プロジェクトX復活とその功罪

 00年代初頭に大きな話題を呼んだあの伝説の番組が帰ってくる。  田口トモロヲさんの独特の口調、小声で「エックスエックス…」という音声、そして何より、高度成長期を担い、光が当たらなかった技術者を取り上げた点など、非常に画期的で、いまだにパロディのネタにされたりしている、異様な存在感を放った番組だ。  主題歌の中島みゆき「地上の星」もヒットし、テレビ嫌いのみゆきさん自身が黒部ダムからドレスで生歌を披露するなど、まさに一時代を気づいた番組だ。  そんな番組の復活だから、否応

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