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インディ病理医・科学ジャーナリスト榎木英介の”機微”だんご

フリーランスの病理医兼科学ジャーナリストである榎木英介が、病理、医療業界や博士号取得者のキャリアパス、科学技術と社会に関する「機微」な話題を語ります。組織に属しない「インディペン… もっと読む
このマガジンでは、“めずらし医“である病理医の中でもレア中のレアなフリーランスの病理医からみた病理… もっと詳しく
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2023年6月の記事一覧

ハートにファイア

 高校生から大学生くらいの頃、ビリー・ジョエルが好きだった。  別に過去形にすることもな…

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榎木英介
10か月前

背の低さを克服する方法

 相変わらず身長の問題は大きな話題だ。  私が160センチの低身長なので、この話題にはセン…

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榎木英介
10か月前
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神奈川県立高校栄枯盛衰史 1987-2023

 何度か書いてきたが、私は神奈川県立柏陽高校という、横浜市栄区にある高校の出身だ。1987年…

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榎木英介
10か月前

医学部人材集中と日本衰退

 先日河合塾の大学入試偏差値が発表されたようで、話題となっている。  今年の入試を反映し…

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榎木英介
10か月前
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寿司職人から学ぶ人生戦略

 寿司は結構好きだが、余り食べる機会がない。  店は殆ど行かない。  数年に一度回転寿司…

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榎木英介
10か月前
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御所巻

 乱はあっけなく終わった。  そう、「ブリゴジンの乱」だ。変にはならなかった。  202…

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榎木英介
10か月前

辞めたい職場

 私が初めて職を得た、すなわち医者になったのが32歳。そこまで来るのが本当に大変だった。  繰り返し書いているが、26歳の終わり頃の博士課程研究室追放、30歳になりたての頃に起きたネイチャー投書で2度目の研究室追放。  確かに、私は集団生活が不得意な問題児だったのだろうとは思う。  とは言え、その後の人生の中で、自分よりよっぽど問題があるなぁと思う人たちが別に追い出されていなかったりするので、ちょっと運が悪かった面もあるのだろうなとは思う。  もちろん反省しまくったわ

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手柄

 社会が変わるためには時間がかかる。大きな岩を動かすように。  無名の多くの人達が、自分…

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榎木英介
11か月前

氷河期の空気

 団塊ジュニア世代≒第二次ベビーブーム世代が就職氷河期世代に入るか否か論争。もはやどうで…

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榎木英介
11か月前
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流血鬼

 最近NHKが藤子・F・不二雄のSF短編をドラマ化している。  実は子供の頃からこのSF短編が好…

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榎木英介
11か月前

世代

 ◯◯世代という言葉がある。  団塊の世代などは有名だろう。今は亡き堺屋太一氏が名付けた…

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榎木英介
11か月前
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評論家、実践者

 昔ある人から「評論家にはなるな」叱られたことがある。  行動を伴わず、批判ばかりしてい…

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榎木英介
11か月前

妥協と理想

 だれしも自分の理想通りに物事がいけばうれしいが、利害関係が錯綜する世の中、そううまくは…

榎木英介
11か月前
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震度とマグニチュード

 最近地震が多いように感じる。  もちろんこれは感じるだけではなくて、実際に多いのはデータに出ている。  6月に入っても、震度5弱の地震が、発生している。  気持ち悪いし気になるところだ。  ところで、地震を表す数字に震度とマグニチュードがある。  揺れを示す震度と地震の規模を示すマグニチュード。  マグニチュードは大したことなくても、震源が浅い場所にいたら大きな震度が出る。  一方、マグニチュードが大きくても、深い場所、遠い場所で起こったら震度は大したことはな

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