お盆にはじめる「修活」 両親・祖父母へこうやって声掛けしましょう!
【円満相続・修活②】
お盆にはじめる修活
両親・祖父母へこうやって声掛けしましょう!
☆お盆に実家に帰省させる方
☆お盆に実家の家族と連絡を取る方
☆両親・祖父母に終活をしてほしいと思っている方
☆終活に興味のある方
は特にお読みください(^^)
【すべての相続を「円満相続」に】
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アシストします!
弁護士の盛田哲矢です(^^)
本日は、
お盆にはじめる修活
両親・祖父母への声掛けの仕方
のお話です!
1 お盆は終活を切り出すタイミング
もうすぐお盆ですね!
皆さんの中には
実家に帰省される方も見えると思います。
お盆は、
普段は別々に生活している家族が
一堂に会することができる
貴重な機会です(^^)
これを機に
終活の話をしたいと思っている方も
みえるのではないでしょうか?
今回は、
特にそのような方のための
お話です(^^)
2 どう声掛けしたらいいの?
終活の話をするといっても
自分の両親や祖父母に対して
どのように声掛けをしたらいいかわからない
という方が多いでしょう。
⑴ 失敗例その1
私の知人のケースでは、
夫に義母のためのエンディングノートを渡したところ
「俺の母を殺す気か」
と本気で怒られたという方もいました。
私の知人は、
そのようなつもりはなく、
対策をしてもらわないと
将来困ってはいけないという思いから
提案したのですが、
うまく伝わらず、
行動にも移してもらえなかったとのことです。
⑵ 失敗例その2
またよく聞くのは、
・財産を狙っているのか
・死ねと言っているのか
と本人から言われてしまうケースです。
⑶ 失敗を恐れて声掛けできないケースも
このような反応を恐れて
声をかけることができない方も
たくさん見えます。
お気持ちはよくわかりますが、
これでは終活を進めることができません。
そこで、
私が実践している例をシェアしたいと思います!
3 こうやったらうまく伝えられた
⑴ 弁護士という肩書の力ではない
実は、
私は自分の家族の遺言書の作成を行っています。
私は弁護士という肩書があるので、
声掛けがしやすいのではないか
と思う方も見えるでしょう。
しかし、
私が最初に遺言書を書いてねと言った時の
その家族の反応は
「そんなものは必要ない」
「もめることはない」
と言う反応でした。
少し怒ったような口調での
反応だったことを覚えています。
ですので、
「弁護士だからうまくいく」
というわけではありません。
⑵ 思いを形にしよう!
それでは、
どのように声かけをしたのでしょうか?
私が実践したのは
その家族に対して
「相続人となる家族に対する思いを
形にして伝えよう」
と伝えることでした(^^)
すると、その家族は、
自分の持っている価値観に基づいて
こうしたいとか
以前、あの子からは○○に聞いているから
こうしたいとか
これまでお世話になったり迷惑をかけたりしたことから
感謝の気持ちとしてこうしたいとか
具体的な思いが出てきました(^^)
そこで、
その思いを具体的な形にするためには
今の財産を確認しよう
それをどのように分けたらいいか考えよう
というように導いていきました。
後はその内容を、
遺言書と言う形で残しておくといいよと
伝えました。
遺言書の文案は、
誤りがあってはいけないので、
弁護士である私が作りましたが、
その内容は、
100%、
遺言書を書く本人の思いを反映したもの
になっています(^^)
4 ポイントは終活ではなく「修活」
どうして
私の親族は
遺言書を作成する気になってくれたのでしょうか?
先にも述べましたが、
私が弁護士だからという理由ではありません。
ポイントとなったのは、
私が勧めたのが終活ではなく、
「修活」だったという点です(^^)
「修活」とは、
最近私が使っている言葉です。
以前、「修活」について書いたnoteはこちらです(^^)
詳しくはこちらをご覧くださいね!
「修活」とは、
「死亡」=「終わり」ととらえる
終活とは異なり、
「死亡」=「人生の修了式」と考えて、
修了式までにやりたいことを明確化し、
それを計画的にやりきり、
自分の人生を生ききりましょう!
というポジティブな活動です(^^)
この中には、
自分の家族に対する思いを明確化して、
形に残しておくというものも
含まれています。
これが遺言書なのです(^^)
この「修活」の観点から
家族に伝えたので、
私のケースでは遺言書作成に至ることができました(^^)
5 思いを形にしてもらうための声掛けの仕方
私のケースはあくまで一例です。
他にも、
思いを形にしてもらうために考えられる声掛けの仕方は
たくさんあるはずです。
たとえば、
・僕たちはどんな子どもだったの?
・僕たちの子どものころの思い出で1番印象に残っていることはなに?
・僕たちを育てるのに1番苦労したことはなに?
・この家は、いつ建てたの?建てようと思ったの?
など、各家庭に応じて、
様々な声掛けの仕方が考えられます。
もう1つ有効なのが、
あなた自身が「修活」をやってみることです(^^)
やってみて、
ご両親や祖父母に話を伝えてあげましょう!
かくいう私は、
「修活」を実践中です!(^^)
ぜひ、この機会に、
両親や祖父母に「修活」を勧めてみては
いかがでしょうか?(^^)
6 まとめ
・お盆は終活について考えるよい機会
・終活してほしいという直球では、うまくいかないかもしれない
・思いを形にしようという「修活」の観点からの声掛けが重要
・「修活」の観点からの声掛けは他にもあり得る
・あなた自身が「修活」をするのも有効
以上、
【すべての相続を「円満相続」に】
【だれもが夢をもてる社会へ】
家族・会社の世代交代をアシストする
弁護士の盛田哲矢でした!
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