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今なら間に合う(かもしれない?) 円満夫婦のセカンドライフーvol.1

明るい終活&セカンドライフアドバイザー、ライフヴィジョン研究室の吉川和世です。私は56歳で離婚をし、61歳で10歳年下のパートナーを再婚をし、現在92歳の母親と3人暮らしをしています。

さて、なぜ終活と円満なセカンドライフが関係あるのか? 疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。

セカンドライフは夫婦で海外旅行にでもいこう・・・
田舎暮らしで自給自足をしながら、ゆっくりのんびり過ごす・・・
お互いの趣味を尊重して、穏やかに仲良く暮らしたい・・・

熟年離婚はうちには関係ない!、『円満なセカンドライフ』を思い描いているのは、残念ながら男性の一人よがり、勝手な思い込みかもしれません!!!!!!と言ったら、驚きますよね~~~。

もちろん、本当に夫婦二人で仲良く明るいセカンドライフを過ごせるカップルもいます。しかし、そうでない場合もあるかもしれないということをほとんどの男性は考えたことがないでしょう。(少しでももしかしたら・・・と思われる方はまだ救われるかもしれません)

40歳以上の女性を対象にしたある調査では、7割が離婚したいと思ったことがあると回答していて、逆に「離婚を考えたことはない」のは12.8%。約8人に1人程度という割合です。

私の推測ですが、世の中の多くの男性は、「妻より好きな女性ができた」などよっぽどのことがなければ自分から離婚したいと思ったことがないと思います(自分が不倫をしていたとしても・・・です)。

まさか、自分が三下り半を突き付けられるとは思っていないのです。つまり、妻が自分に不満を持っていると想像すらしたことがないと思います。夫婦喧嘩はたまにしても、多少の不満はお互いさまとぐらいにしか考えていません。

私の前夫がまさしくそうでした。
前夫はごくごく普通の(酒も飲まず、博打も女遊びもせず、優しい)典型的な昭和の日本男子だったのですが、日頃のただ一つの言葉がけがなかったために、離婚という悲しい結果を招いてしまいました。

もちろん、離婚の原因は複合的でそれだけではありませんが、その一言があれば離婚にまで発展しなかったと思います。

それは、あなたにも当てはまるかもしれません。
私も最初から”離婚”をしたいと思っていたわけではなく、SOSを出したり、手紙を書いたり、きちんと話をしたりもしましたが、残念ながら彼は理解できず、気持ちは平行線のままで終わってしまいました。

数年前まではシニアの離婚は女性からとほぼ決まっていましたが、最近は男性から「妻から解放されたい」と離婚を切り出すケースも増えているようです。女性もうかうかしてはいられませんね!

シニア期の離婚は、老後資金を減らすだけでなく、お互いに大きなダメージを受け、健康にも大きく影響しますので、できれば離婚しないに越したことはありません。

離婚だけでなく、夫婦で仲良く暮らしている方も、二人一緒にあの世に行くことはほとんど無くてどちらかが一人になってしまいます。「〇〇しておけばよかった」「もっと感謝の言葉を伝えておきたかった」という後悔を抱えず、前向きに生きていくためにも参考になると思います。

熟年離婚の経験者で夫婦カウンセラーの私としては、今すぐにでも、その重大リスクを回避する方法をお伝えし、明るい円満なセカンドライフを送っていただくために、余計なおせっかいをしたいと思います。

Vol.2に続く・・・


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