キャリアブレイク日記 #14 - 2024/6/17

今後のことは未定と言いつつ、少なくとも正社員として雇用される道は選ばないんだろうな、と思っていた。

とはいえ、子どもを保育園に預け続けるには働かないといけない。退職日である6月末が迫ってきて、ようやく現実問題として考え始めた。

よし、開業するか。

以前から少し触ってみていたfreeeで手続きをする。

ジムのトレーナーから「税務署に行って3分で開業できますよ」と聞いていたけど、ガイドに従ってスマホで操作しているうちに、開業届の提出が完了してしまった。あれ、税務署に行かなくてもできちゃうんだ…。

これで形式上は個人事業主になったのだと思うが、すぐに仕事のあてがあるわけではない。

ちょうど今朝、保育園から現況確認の案内を受け取った。保育の必要性を証明するためのもの。直近3ヶ月分の就労証明書も出さないといけない。

6月で退職する私は、どうしたらいいんだ…?就労証明書は多分会社にお願いする必要があって、7月以降のことも何らかの形で伝えないといけないはず…

急に不安になってきた。

区役所に電話をしてみる。出ない。というか、発信した瞬間に「通話終了」になる。電話受ける気ないな?

さっさと解決しないと気持ち悪いので、直接区役所へ。エスカレーターで2階に上がると、窓口が見えてくる。ここに来るのは入園相談のとき以来だ。

担当者は若いお姉さんだった。髪型と化粧の感じがあのちゃんっぽい。

6月末で退職すること、7月からは個人事業主になること、その場合の書類の出し方について相談したいことを伝える。

「7月、売上の見込みはありますか?」
「ないです」
「売上がないと、仕事をしていると判断ができないので、退園になっちゃいます」

ですよねー。

ただし、3ヶ月間は「起業準備期間」として猶予がもらえるらしい。この期間中に売上が上げられなければ、退園。つなぎのためにアルバイトをするなどは可。とにかく、3ヶ月後には「月48時間以上働いてまっせ」という状態にしてくださいねということだ。

「6月末で退職します、7月からは起業準備のため保育時間を短縮します(9~17時でしか預かれない規定らしい)」という書類をその場で書いて提出した。

あとは会社に就労証明書を依頼すればOK。ふぅ、よかった。

隣のブースでは、赤ちゃん連れのお母さんが担当のお兄さんに怒っている。対応に不満があるらしい。実際にお兄さんの対応が良くないのか、お母さんが切羽詰まっている状況なのか、私には分からない。

問題が解決しますようにと願いながら席を立った。

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