
マネフォ20新卒にリモートワーク の現状をインタビューしてみた(前編)
はじめまして!今年の4月にマネーフォワードの新卒デザイナーとして入社した遠藤真緒です。
Money Forward X 本部にUXデザイナーとして配属され、案件の資料制作の補助や、新規プロダクトの価値分析などをしています。早く一人前のデザイナーとなれるよう日々奮闘中です。
Money Forward X 本部のことを紹介している記事はこちら
今回は新卒で同期入社したみんなに、リモートで感じたことをインタビューしてみました!
(インタビューは5月下旬から6月上旬に実施)
なぜインタビューをしようと思ったのか
コロナの影響で入社式がリモートとなり、続いて研修、勤務もリモートな私たち20新卒。
社会人生活がリモートの環境で始まり、みんなどう思っているのだろう🤔
人事を含めた会社の皆さんが環境を整備してくれたので、スムーズにリモートワークができていますが、
実際のところみんなは環境に慣れているのか?
コミュニケーションとか大丈夫なの?
研修とか業務とかちゃんとできている?
そんな疑問をマネーフォワード20新卒たちにぶつけ、本音を探るためにエンジニア4名、ビジネス1名、デザイナー1名にインタビューをしてみました!
リモートでのコミュニケーションについて聞いてみた
最初にリモートワークと言われたとき、皆は不安に感じたのではないか?
そんな仮説をもとにリモートワークの印象や、同僚とのコミュニケーションについて聞いてみました。
■リモートワークはプラスの印象、マイナスの印象?
・朝が弱い私にとって最初はかなり嬉しかった。通勤時間がほぼなくなるので早起きしなくていいなって。
・プラスではない。同期と会いたいと思っていて、入社式は区切りじゃないけど、みんなで集まって「始まるぞ感」は欲しかった。
・通勤時間をクライアント対応に充てられるので嬉しい。
■同期や同僚とのコミュニケーションはどう?
・技術的な質問をSlackの自分の#timesチャンネル(社内Twitterのような自分専用のチャンネル)でつぶやくと同期から答えをもらえて助かる。
・リアルで会いたいと思う。zoomで同期とちょっとした間に話すみたいな時間がもう少し長く欲しい。あと、自分から「話そうよ」って積極的に言いにくいから強制的に話すきっかけがほしい。
・ちょっとした疑問をSlackで聞いてもいいのかなと思って質問し辛い。でもチームで作ったDiscordの雑談チャンネルのおかげで、ざっくばらんにいろいろ聞けるようになった。
■徐々に自粛解除されるけどリモートワークは続けたい?
・続けていきたい。マネーフォワードの人は優しいので、リモートでもなにか聞きたいことがあればすぐに答えてくれる。
・会社に行っても作業だけをして1日が終わるなら行きたくない。会社に行ってリアルなコミュニケーションがないのは嫌。
・出社してみないとわからない。インターンで去年の夏ごろ出社していたときは、自分の座席近くがすごく静かだったから会社のほうが集中できるかも。図書館に行く感覚。
なくなった通勤時間を活用したり、自分のペースで仕事できたりすることから、仕事においてはリモートワークをプラスに感じている人がほとんどでした。コミュニケーションではSlackやzoom、部署によってはDiscordを活用しているため、ちょっとした質問も気軽にできる環境も整っています。
ですがzoomで同期と話していても、実際に対面で会ったことがないので仲良くなっている感覚は薄いようです。
最近は少しずつ出社して対面で会う機会も増えてきたので距離が縮まっている実感が湧いています!
画面越しだと見慣れていても対面だと「はじめまして」の挨拶からコミュニケーションが始まるのは面白いですね!
研修について聞いてみた
リモートでの研修はどうだったのか、どんなモチベーションで取り組んだのか聞いてみました!
■研修に対して、どのような期待やモチベーションを持って取り組んでいましたか?
・モチベーションはMAX。マネーフォワードのインターンではなく、いよいよ社員として働けるという気持ちの切り替えがあった。
・業務が楽しみで、早く研修が終わらないかなと思っていた。
・プレッシャー。給料をもらっているだけの生産性を早く出さないといけない。あとは同期にすごい人が多くてプレッシャーだった。
■リモートでの研修を振り返ってどうでしたか?
・反省の部分が多い。業務が多い中でタスクを管理できていなかったなと。もっと自分から質問できていればよかったという反省もある。
・全体研修を10日で終わらせるくらいなら、4月をまるまる使ってほしかった。エンジニア研修の間に全体研修が入ってきていたので、もう少し時間に余裕がほしかった。
モチベーションは人それぞれで、高いモチベーションや周囲へのプレッシャーから取り組んでいる人もいれば、早く仕事がしたい!という人もいました。
振り返ると研修の時間に追われてしまうようなことも多かったように思いました。特にエンジニアは技術研修と全体研修に追われてしまい、いっぱいいっぱいになることも多かったようです。研修量の多さもそうですが、それぞれ与えられたものの優先度がわからないことが問題かもしれませんね。
会社のこと、入社から変化したことについて聞いてみた
最後にみんなが会社のことをどう思っているのか、入社して2ヶ月経ってなにか自身の変化はあったかなど、いろいろ聞いてみました!
■マネーフォワードはどう思う?入社前、入社後の印象の違いは?
・いい意味でのギャップ。人がほんとに良い。寛容な人、優しい人が多いなって印象。
・人事の人のメールに「!」がついていて、めっちゃいい会社だなと思った。優しい人も多いし、業務に関しても熱い想いを感じた。
・コロナへの対応が早かったし、エンジニアのMacBookProもスペックが高いものを用意してもらえるし、そのへんはいいなと思う。
■2ヶ月経って変化したな、成長したなってことはある?
・前よりポジティブになったかな。悩んでしまうことが減った。悩んでいるより、まずやってみようと思うようになった。
・当事者意識がついた。先輩がクライアントに報告しているのを聞いて、自分だったらどうするかなと思うようになった。
・エンジニア初心者だけど用語がわかるようになって、危機感が高まった。最初は「わかりません」で止まっていたが、「これ知らないのヤバいな」と思えるようになった。
たしかに、マネーフォワードの人は優しい人が多い印象です。一方で、優しいだけではなく、熱い人が多いところも魅力的だと思っています。
会社で掲げている「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションや、Culture(Speed,Pride,Teamwork,Respect,Fun)に本気で共感している人たちの集まりなので、口に出すのが気恥ずかしい目標も真剣に一緒に取り組んでくれる人がたくさんいます。
同期も同僚もみんな優秀で、私も追いつけるように成長しなくては!と日々インプットとアウトプットのサイクルを回そうと勤しむ日々です。
今回はリモート環境で働く同期たちのそれぞれの実態がインタビューにより明らかになりました。
これだけでは終わりません!
次回はこの情報を元に価値分析をして表面に出てこないような悩みや欲求を明らかにしていきます!
【分析編へ続く】