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汚部屋と風水と大切にしているもの

部屋が汚い。

仕事を朝から晩までやって、夜ご飯を食べ終わるころにはもう寝る時間。
そんな日々が続くと、気付けば一気にお部屋がえらいこっちゃになっています。
片付けをせねば。と思うのですが、ごみや書類が散乱する一方。
占いをしたり勉強をするデスクの上は、精神統一のために唯一片付いています。

つい2週間前に片づけたばかりなような気もするのですが、忙しくなると連動して汚くなります。
お片付けマスターがいれば、元に戻すとかとりあえず置き場など作れるのでしょうが、なにせ部屋が狭いのです。
定期的に片づけをするのですが、この「部屋が汚い」状態は、心の乱れであったり、何かに(今回の場合は仕事)集中するとおきます。

風水によれば、お部屋が汚いと運気が下がるそうです。
風水はなんとなくキッチンに赤いものを置いたら金運が下がる。というぐらいしか知識がありません。
しかも、それは一昔前の考え方で火を連想させるからという意味だそうです。
そのぐらいあまり風水について考えたことがないのですが、
部屋が汚い=運気が下がるについて考えてみたいと思います。

部屋が汚い状態の心理
・集中している
・ただただめんどくさい
・何をどうしたらいいのかわからない
・使えればいい。生活できればいいという自分主体の見方(誰も部屋に入れないから)
・落ち着く(ものに囲まれているから)

他にもあるのかもしれませんが、ざっとこんな感じで分析します。

部屋が汚い基準
・ものをなくす(どこにあるかわからない)
・物があふれて統一感がない
・ごみをそのままにしている

まず、集中している状態から。
集中しているというのは、他のことを考えたくないからであって、自分のすべての時間をそこに費やしたいと思っている。
なので、次の予定があるので自分のことというよりその物事に時間を割いている。当の本人は自分の中でその物事に時間を割くのは、将来の私のためだと思っているので同意義になるのでしょう。

そして、ただただめんどくさいのもそこに時間をかけたいと思っていないから。
何をどうしたら良いのかについては、考えたり調べる時間をそこに割いていないので、知ることができずそのままにしている。

コロナの影響で自宅に人を呼ぶ機会が減ったというのもありますが、誰かに見せるという視点がないので自分中心になりやすいです。
そんな中で、物に囲まれていることが落ち着くのは、汚い状態でいることが落ち着くとなると精神的にきっちりしすぎて家では安らぎたいだとか、逆に不安が多いので、所有物に囲まれて安心したいとか他の要因が考えられます。

★部屋が汚いとどうなるのか
まず第一に物が見つからないと仕事の効率が下がります。
あれどこやったか、これどこやったのか一応自分ルールに則って置き場所があるかもしれませんが、大体そのルールを逸脱したところに置いてしまって見つからないものです。
部屋がきれいであれば、ルールを逸脱していても物が少ない(視覚に入る情報が少ない)ので見つかりやすい。
目は見ているようで意外と意識していないと映っているだけなのです。

物があふれて統一感がないと、そもそも仕事においてもプライベートの予定においても仕分けができていないことが多いので、大切なものが何か優先順位を見失ってしまいます。
それにごみがあるとなると、大切なものが埋もれます。

これらを総合すると、大切なタイミングを逃す確率が高まりますし、
他の人の視点を取り入れないので自己中心的になりやすくなる。
自分が分かればよいのですが、いざ他の人に説明しようにも相手のことを考えていないのでわかりやすい説明ができません。
片付けとは、いざという時の下準備にもなるのかと。
そもそも他人の視点を取り入れる余裕がないので、自分のためにやっていることのはずが、段々とおろそかになるのかもしれません。
そして、結果うまくいかなくなってしまう=運気が下がる。

仕事運を上げるには、水回りをきれいにしましょう。というのがありますが、水回りが汚くても生活はできます。
しかし、生活ができるだけであって、きれいにする余裕はありません。
ましてや継続するためにはその時間を割かねばなりません。
めんどくさがりであれば、汚くなったらやるかもしれません。

そういう時は、掃除をしなくてもいいようにすればいいのです。

なんて、わかっているようで出来ないから困っているのです。
でも、掃除をしなくてもいいように丁寧に使うだとか、汚れてもすぐにきれいにできるように簡単お掃除セットを置いておいてルーティンに組み入れておくとか。そもそも汚れのつかないものを用意しておくとか。
出来ないのではなく、やっていないだけ。
私自身への戒めです。

一つ一つの物事は大したことがありませんが、生活の心がけや考え方は仕事にも影響します。
仕事だけが生活ではありませんが、人と関わるときの思いやりもそこに時間を割けるのかどうか。
時間は有限なので、いかに同じ悩みを考え続けなくても済むか。
もっとわくわくすることに時間を使えるようにしたいときは、
急がば回れですね。


私はきっちりしたい派の人間なくせに、片付けが苦手なので、
「大切なもの棚」を用意するようにしました。
本が好きなので戸棚に本がぎっしり。
でも本当に大切なものは数冊しかありません。
また、お気に入りのアクセサリーやお気に入りの…といったように、
お気に入りだけが集まっている秘密のお道具箱的な場所を作りました。

あと、これだけあれば生活できるセット。
たとえばこのバック一つあれば仕事ができるので、いつでもやり直せる。
逆にこれがなければ困る。
といった詰め合わせバックを持って仕事に行っています。
なので、正直他のものは私にとって要らないし、思い出が大切と言っても、“大切なもの棚”に置いていないのでそこまで必要としていないのです。
心が折れそうなときに今までの道筋を思い出せるように保管してるだけであって、前を向いている間は必要ありません。

風水は私の考え方に制限を与えられるような気がするので、あんまり興味が湧かないのですが、知らないより知っておくことは必要だと思います。

身軽でいたいものです。


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