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人間としての欠落部分の補充

こんにちは。24歳OLなこです。
明けましておめでとうございます!

年明けのタイミングでは友人のインスタのストーリーズ投稿が賑わっていて
「2021年お世話になりました。不束者ですが22年も宜しくお願いします」という挨拶や、大学時代の同級生が「婚姻しました!」という報告を4~5人急に表だししてきたりして、改めて自分の年齢を客観的に見たり これからどうしたいかとかを考えないといけないと思ったので、その一部分をnoteにまとめてみようと思います。お付き合いいただけると嬉しいです!

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「東京は旅行に来る場所ではなくて住む場所」


私にとって2021年は刺激の多い年。東京に住む、ということがどういうことかが理解できた気がする1年でした。

仕事に悩み、恋愛に悩み、人間関係に悩み、健康では引き続き体調を崩し、、悩みながらも自分なりのすがり方・対処方法がすこしずつわかってきました。

まず、それぞれの悩みについて整理させてください。

2021年の悩み(仕事・恋愛・健康・人間関係)


①仕事面

引き続き長い残業。部署の役割やメンバーが変わってお客さんと対峙することがなく社内調整が中心、かつ自分の求められてきたことと周りの仕事の水準の違いにショックを受け、キャリアに悩む日々。

人事に相談して、異動や転職してキャリアアップする方法と、今の部署で昇格する方法、複数選択しを提示してもらって「したたかにも生きていたいよね」てアドバイスをもらい、判断基準を決めるために

 ”自分は本当にやりたいことがあるのか?"
"人生をかけて何をしたいのか?”

を問いかける日々。
出来ること・大事なこと・大切にしたいこと・避けたいこと等 考え詰めれば詰めるほどそれぞれの優先順位がわからなくなって自分の将来のキャリアについて悩みが尽きない日々に悶々としていました。

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②恋愛面

「24歳独身。彼氏いない歴2年。」私の肩書き。
あと1年でアラサーになる危機感を抱えた私は、兎にも角にも何かしら行動を起こさないといけないと思ってマッチングアプリを始めました。

最初はwithとPairs、その後はバチェラーデートとDine。特に9月以降はがむしゃらに、自己投資で本腰を入れてやろうと決意して1ヶ月のうち7回は男の人とデートに行くと決めてバチェラーデートとDineで日程調整してご飯行って…の繰り返し。

(4つのアプリ使って12月に滑り込みで2つ上の彼氏が出来て一旦ほっとしていますが、それまで嫌な思いもしたし自分なりにたくさん足掻きました。。田舎出身の恋愛初心者の割には頑張った…!)

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③健康面

自分の体力のなさに落ち込みました。!
虫歯・肌荒れ・筋肉量の低下、、虫歯はインプラントに差し替えるには自費で10万円かかると言われて落ち込みました。。


④人間関係

そして一番の悩みが人間関係だったのかもしれないと思っています。
私は割とアドラー信者で、「すべての悩みは人間関係に起因している」と確かに思っていて。

個人個人では仲良い会社の同僚の、大人数になった時の大学生みたいな飲み会の雰囲気が苦手だったり、そこでうまく振る舞えない自分の無力さが惨めに感じたり。

上司も優しい人が多いけど遠慮しまくってしまって、年上を頼るのがうまい同期の女の子達にも嫉妬したりして…。

元々自己肯定感が高い方ではないから、それも相まってネガティブに考えてしまう時間が増えたなあと思います。

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けれど、その孤独の時間の自分を救ってくれるのが自分にとっては「本」なんだなと改めて気づくきっかけが先日ありました。

代官山を始めとして、都内にもある「蔦屋書店」。

スタバと隣接した本屋で、スタバでドリンクを注文すれば買わなくても店内で書店の本が時間制限なく読めるっていう、本好きにとっては素晴らしすぎるサービス…!

その中で、1年の節目だしということで選んだ本が下記。

『人生の土台となる読書ーーダメな人間でも、なんとか生き延びるための「本の効用」ベスト30』

『言葉でできた世界を変えるためには、別の言葉をぶつけるしかない』
『読書は、周りの同調圧力と戦うのに役立つ』
『絶対に正しいものなんて存在しないこの世界の中で、人間は自分の中の欠落を埋めるために、正義や名誉、恋や酒など、自分を酔わせ絵tくれるものを求め続けているだけなのだ。』
『書くことや読むことは、現実から少し距離をとったり斜めの視点から現実を見たりする助けになる』

こんな言葉で、世の中に生きづらさを抱えている読者に寄り添いながら、
その解決策として本を起点に世界を広げて、視点を変えると自分の力ではどにも出来ないこともある。物事を自分で意味づけ・定義付けできるようになろう、という内容でした。

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今回のタイトルの”人間としての欠落部分の補充”についても、この本を手段として自分の生きづらさを埋めたいと思っていて

本中で筆者が述べている「社会学」「脳科学」「進化論」で”自己責任を弱めて、だめな自分を肯定するための視点”を見つけられたらいいなと思って、2022年はこれらや哲学などに関わる本にも手を出したいと思っています。


もともと理系畑だった私は学生時代はこういう話が得意ではありませんでしたが、今解決したい課題(人間関係)に対する打ち手としてのこれらの学問、という捉え方であれば興味を持って読み進められそう!と ワクワクしています。

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私にとっての読書の意義

最後に。この本の、私が素敵だなあと思う点は迷える読者に寄り添って肯定してくれている部分で、常に内省であったり、答えを模索し続けることを支えてくれるような気がしています。

『正しい物語を求めてしまうのは、曖昧さに耐えられない人間の心の弱さなのだ。だから、安易に正しい物語に飛びつくのではなく、どちらが正しいかはわからないままひたすら議論するべきだ。』


本って、自分の中でのもやもやを代わりに言語化してくれるからそのもやもやを解消できて、孤独な人間を救うパワーがあるんだろうなと思っています。

そして今回も引き続き慣れない東京で「疲れるなあ、うまくいかないなあ」と悩みが尽きない自分に、年末に自分の軸を太くするための来年の具体的指針を教えてくれた本だったなと、読んで良かったなと、そう思わせてくれました。

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みなさん22年の抱負は決まりましたか?笑

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

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