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東大阪のリードに見学に行ってきた

僕は勉強の為に他の人のチームや個人レッスンに見学に行く

もちろん、事前情報も持って指導者との交流をしてからお願いする

そんな現場で学んだ事、それぞれのチームや指導者の特徴などをまとめていく

初回は東大阪のリードさん

2022年3月にお邪魔してきました

代表の吉川さんとは指導者交流サロンで縁がありちょっとずつ交流していきました

リードさんは東大阪で平日に小学生を対象に活動されるラグビー教室です

*ここからはあくまで僕の勝手な感想です。吉川さん本人の意思や想いとは違う表現も含まれますのでご了承ください

僕がまず、リードに見学に行きたい!と思ったキッカケが吉川さんが毎日Instagramにアップしているストーリーでした

本人曰く「毎日あげると決めたから意地になってやってます」と言っていましたが、その頻度はすごい

でも僕が本当にすごいと思うのは頻度よりもその内容

今日はこれやった的な練習メニュー
子供達が上手くなった

みたいな内容はもちろん

もうちょい上手く指導できたな
次からはあれにチャレンジしよう
リードの将来ってこんなんにしたい

という、「反省」や「葛藤」そして「夢」と「想い」が綴られている

言ってみれば「日記」

これが、僕にはすごく響いて

何でこんなに響くのか考えたら

この言葉の全てが「指導者吉川」の言葉でもあり「人間吉川」の言葉である

という事に気付きました

だから綺麗事だけじゃなく悩みや葛藤も溢れ出てる

じゃあ、この「人間吉川」の日記を誰が見てるのかというと、「子供達の親」が見てるんですよね

ここが凄く重要で

子供達の親御さんからすれば、自分の子供が教えてもらう指導者がどんな人かは気になるのが当たり前

もちろん個人的にも連絡とかはしてるんだろうけど、いちいち親から「毎回どんな想いで指導されてるんですか?」なんて聞けるはずもない

そこで、吉川さんはインスタというSNSを使い「日記」を公開し、親御さんとの信頼関係を保っているのだろうと勝手に推測した

当たり前のように見ていたが、よく考えるとこんなに頻繁に自分の考えや想いを発信している指導者は見た事がない

僕も真似しようと思いました笑

次に練習風景

水曜日の練習を見学させて貰ったけど、第一印象は「とにかくスピーディー」

練習時間が約1時間しかない事もあるけど

練習と練習の間も早い早い

それに合わせたかのように吉川さんの声も大きいし

全体の空気感が「賑やか」な感じ

これはとても良く見えました

子供がふざけたり集中力を無くす時間を与えないまま練習終了まで突っ走る

こんなやり方初めて見ました

僕自身、それが真似出来るかどうかはわからないけど勉強になりました

あと、事前に電話でも聞いていた練習プランに

【練習の最初は楽しい事をする】というのがありました

1日の始まりのウォーミングアップ方法には毎回悩まれてるらしく

それほど【楽しい】からのスタートにこだわっていました

当たり前と言えば当たり前なんですが、練習の最初に笑顔になれば誰だってテンション上がりますよ

それを毎回、意識的に仕掛けているのはめちゃくちゃ腑に落ちたので、僕も真似する事にします笑

そして、最後が一番感動した

練習終わって子供や付き添いの親御さんが帰る時に指導者全員が出口でお出迎えする

まるで、結婚披露宴の退場の様子を見ているようだった

これも、親御さんからすれば少しでも指導者と話せたり、顔を向き合う事が出来る時間になる

結局、同じ指導する立場として終始感じたのは「なるほど、こんなやり方あるのね」という事だった

3年前、たった二人からスタートしたリードは今や80人もの仲間がいるそうだ

その理由が何となくわかった気がした

「人間吉川」が毎回の指導に喜びを感じ、反省し、信念と現実の葛藤をさらけ出しながら、子供と親御さんに真正面から向き合っている

僕が以前飲食業をやっていた時に先輩に言われた言葉

【料理や価格で店を選ぶ事もあるが、人が店を選ぶ最大の理由は「人」である

リードの最大の魅力は

完璧ではない吉川コーチ

だと思いました

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