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【コンサート】2つの四季 石田泰尚による華麗なる2大協奏曲@ハーモニーホール座間

追っかけをしている訳ではなく、図らずも続けて石田氏の演奏会へ。

馴染みがあり過ぎて普段は日常生活のBGMにすらしないが、そういう曲こそコンサートホールできちんと聞くと、やはりいい曲だな、としみじみ思う。

アントニオ・ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲集「四季」作品8
多重層の音の洪水に包まれる幸せ。

休憩を挟んで、

アストル・ピアソラ(L. A. デシャトニコフ編)/ブエノスアイレスの四季(ソロ・ヴァイオリンと弦楽合奏版)
ヴィヴァルディの方は春、夏、秋、冬の順で演奏されるが(演奏会でこれ以外の順番で聞いたことはない)、ピアソラの四季は「夏」、「秋」、「冬」、「春」の順だった。

ピアソラの「ブエノスアイレスの夏」にはヴィヴァルディの「冬」が挿入されている。1分34秒ごろからそのフレーズが分かる。

ヴィヴァルディの冬はこちら。聞き比べると楽しい♪

他には「ブエノスアイレスの冬」に「パッヘルベルのカノン」が引用されている。上記石田氏の演奏19分10頃からがそれ。
「パッヘルベルのカノン」はこちら。


アンコール
チャップリン(大橋晃一編)/映画「ライムライト」より《エターナリー》
この曲は大合奏より、単体の楽器での演奏が似合うな。

「ハーモニーホール座間」は約2年間の長い改修工事に入られるそうで、主催演奏会はこの日の石田氏の公演が最後。そのせいもあるのかしら、もう1曲引いて下さった。
カルロス・ガルデル/ポル ウナ カベーサ Por Una Cabeza(首(ひとつ)の差で)

2024年7月28日(日)
この日もとても暑かった。最寄り駅・小田急線「相武台前」駅から15分ほど歩いたら汗だくになってしまった。

石田氏のアンコールの際の挙動はやはり可笑しい。逃げるように舞台袖に去る( *´艸`)。

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