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なんで中学受験をするのか分からないと言われた日

先日、長女が「あのさ、あのさ、、」を10回くらい言ってためらいながらも言葉にしてくれた。


「なんで受験するのか分からなくなったんだよ。前はさ、受験したいと思ってたけど、今はなんでするのか分からないんだよ。」

「なんで受験するのか分からないからやる気が起きないんだよ。」



静かな口調で言葉にしてくれた。


表情は、一生懸命に笑顔作ろうとしてる感じ。でも、真剣さが伝わる。


伝えるのに多分すごく勇気を振り絞ったんだと思う。

なぜなら、今は夏休み明け。

いよいよここから受験ラストスパートに向かっていこうとしている時期。

一番応援してくれているであろうママ=私にこの正直な気持ちを打ち明けるのにどれだけ勇気が必要だったか。長女の性格を考えると、これは大事なメッセージだと思った。


そっか、そうなんだね。
と受け止めて、一緒に考えてみようと伝えた。


このままの気持ちでいくと、きついよね。

このまま続けるか、ここでやめますでもどちらもいいよ、あなたが選んでいいんだよ。
と伝えた。


そして、こんなことを思った。

多分なんだけど、、
夏の間、それなりに頑張った。
けど、夏明けの塾内模試と首都模試は上がらなかった。
ほぼ前のまま。(みんなもがんばっているからね。)

そして、過去問演習がスタートした。

練習校からチャレンジしたのだけど、
あまり期待した結果ではなかった。


夏の疲れと、頑張りが報われていない虚しさが急に感じられたのかなと思う。


迷いがあって当然だ。

迷いがあるというのは成長しているってこと。
それだけ真剣にやってるってことなんだから。


大丈夫。
正解なんてないから。


私は、私が今できる精一杯をこれまでと変わらずやりながら見守っていよう。


つづく

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