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リスキリングのススメ

こんにちは、会社員の平日をアップデートする”STUDIO WEEKDAYS”のタニです。

みなさん、年始になにか今年の目標は立てましたか?
「今年こそはマイナス3キロ!少なくとも週2はランニングする」
「TOIEC800点越えを目指して、毎朝BBCのPodcastを聴く」
達成可能な小さな目標を立てて、習慣に組み込む形で行動を設定するのはとっても大事です。

あなたがもしばりばり働く社会人なら、さらにもう一つ目標を加えて、未来のキャリアにつながる「リスキリング」を始めませんか。

これまで働きながらジャンルの違う5つの学校に通って、スキルをアップデートしてきた経験から、リスキリングをたのしく、有意義にする方法をお伝えしたいと思います!


リスキリングとは

最近よく聞くけどリスキリングってなに?という方のために定義のおさらい。

リスキリングとは…

「新しい職業に就くために、あるいは、今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に適応するために、必要なスキルを獲得する/させること」

出典)経済産業省:リスキリングとは―DX時代の人材戦略と世界の潮流―資料より(https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/digital_jinzai/pdf/002_02_02.pdf)

近いことばで「リカレント(教育)」があります。

リカレント教育とは…

学校教育からいったん離れて社会に出た後も、それぞれの人の必要なタイミングで再び教育を受け、仕事と教育を繰り返すことです。(中略)社会人になってから自分の仕事に関する専門的な知識やスキルを学ぶため、「社会人の学び直し」とも呼ばれます。

出展)政府広報オンライン(https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202108/1.html)

リスキリングは企業主体・リカレントは個人主体という説や、リカレントは一度仕事を辞めて勉強するのでリスキリングとは違う、いや日本では仕事を休まず学び直すスタイルもリカレント教育に含まれる、など諸説あります。

キャリアに活かせることを新たに学んで、習得するという意味でこの記事では以後「リスキリング」を使用したいと思います。

リスキリングジプシーも悪くない

かく言う私、社会人15年目ですが、過去にきちんと学校や講座に通って集中して勉強・仕事に活かせる=「リスキリング」に値することを5つほどやってきました。

気象予報士→シナリオ→WEBデザイン→英語→スタートアップ

周りから見ると散らかっているようですが、振り返れば全てキャリアアップとキャリアチェンジに活かされていて、スティーブ・ジョブスの「Connecting The Dots」を実感。

それぞれで得たもの、それがキャリアや収入UPにどうつながったかや職業訓練給付金の活用の仕方などは、そのうち詳細に書きたいと思います。

これだ!と思ったら講座に申し込む、本を一冊読むなどまずは始めることをおすすめします。

たのしいリスキリングのコツ

とはいえ、少なくとも週5日・45時間は拘束されている忙しい社会人がわざわざお金と時間をかけて学ぶからには、たのしい、やってよかったと思える選択をしたいもの。リスキリングのテーマ選びと続けるコツをご紹介します。

1.興味関心が高いテーマを選ぶ

当たり前のようで、意外とずれてしまうのがここのポイント。
忙しい中でも学校に行く、教科書とノートを開く、講座の動画を再生するのがおっくうなテーマでは全く習得できずに終わります。

最近読んだ本やYoutubeで見る動画に共通した項目があればそのプロの講座や学校がないか、そこに関わる資格がないかと広げていきます。
子供の頃になりたかった職業にいまからつくには?という広げ方もアリです。

2.キャリアや収入アップの見込みが立つテーマを選ぶ

興味関心が高くても、それを習得して仕事または収入の変化につながらない場合は、ただの趣味になってしまうのでリスキリングのテーマとしては不相応です。
これができたら部署移動や転職する、副業をするなど具体的な未来を想像できると、目標を達成した新しい自分にワクワクしながら勉強ができます。

おすすめの勉強法

テーマを決めて希望に満ち溢れて勉強をスタート!
でも本業の仕事が忙しくなると、今日はしょうがないか、今週もできなかった、来月は落ち着くはずだから再開しよう…とどんどん後回しに。
仕事が忙しくても続けられる小ワザを3つご紹介します。

1.有料の講座に申し込む
Youtubeやpodcast、簡単ドリルのような本はあくまで補助。これを組み合わせて独学は、よほどの意思がないとできません。意思があってもできないかも。

通学でもオンラインでもいいので、プロの先生にお金を払って勉強する。
ある程度のお金を払ったのでやらなければと追い込まれるし、一連のカリキュラムと終わりが設定されているので、辛くても「ここまでやり切ればこれだけの成果が得られる」と踏ん張ることができます。

2.自分にベストな勉強タイミングを見つける
1日の中で1.5時間の勉強時間を確保できる隙間を探します。
「土日なら取れても平日は無理」となるかと思いますが、月曜日だけ朝早く起きてやる、金曜日は定時で退社してやるなど平日どこか1日だけでもねじ込んで試してみましょう。ここなら行けるというタイミングを見つけて習慣化すると意外とできちゃうものです。

3.ポモドーロテクニックを使う

ポモドーロというのは、イタリアでよく使われているトマト型のキッチンタイマーのことを指します。その名の由来の通り、このテクニックでは、タイマーで時間を区切って勉強することを推奨しています。やり方は非常に単純で、「25分勉強して、5分休憩」という流れを数回繰り返すだけです。

出展)ダイヤモンドオンライン(https://diamond.jp/articles/-/327525)

この方法は、集中力を高める・効率よく記憶する効果があるとされていますが、私的にとっても効果があると思ったのは勉強の大敵「スマホ」対策になるからです。

スマホのタイマーをセットして勉強開始、10分ほどするとついスマホを手に取ってLINEやSNSをチェックしてしまいます。その時にタイマーがまだ25分でなかったらすぐにスマホを閉じて勉強を再開する。するといつの間にか集中モードに入っていて、気がついたら40分、1時間過ぎているということがよくあります。

「集中」というアプリがこの計測に特化していてシンプルなUIでおすすめです。
<iPhone>
https://apps.apple.com/us/app/focus-pomodoro-timer/id1387759250
<Andoroid>

習慣化するのがとっても大事!まずは今週から、リスキリング始めてみてください。

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