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毎日定時で帰る夫の考え:怠惰に生きる事を本気で考える

奥さんが電車で遅延して、
私が代わりに子供を迎えに行った日に

「定時で帰ってきてくれる夫
と帰らせてくれる会社に感謝だわ」
と言っていました。

それでこれって
一般的ではなく
ある意味異常なのかなと思いまして、

なぜ定時で帰って
子供を迎えにもいけるし、

子供の急な体調不良の時に
私は有給休暇を取ることができるか
整理して記事にしたいなと思いました。


子育てをする男性の皆さんだけでなく、
仕事や働き方について悩んでいる人に、
少しでも勇気を与えられたら幸いです。



定時で帰る夫の特徴

これは『夫』というか
『私』の特徴をです。

会社には日々感謝しています。
感謝の気持ちを持ったうえで
今回は私の心構えを主に
紹介したいと思います。


出世欲,物欲がない

出世欲は無いですね。

なぜなら
自分の上司を見て自分は上司の様に
責任のある仕事をこなせない
と思うからです。

実際、自分も出世することを
目指しましたが、

結果的に精神的に
耐えられなくなり、

それなら昇進しなくて良いや
と思いました。

元々物欲が殆ど無いので、
出世してお金がほしい!
と言う気持ちもなくて、

社会の『普通は出世していく』という
古い概念に従って出世しようと
しただけだったなと思いました。
(出世は簡単にできるものではないですからね)

この出世の考えは正直
親に刷り込まれたと思ってます。

なので
我が子には
仕事や就職のことなんて考えないで、

周りと調和しながら
自由に生きてほしいと願います。

そのために私は子どもに
お金の知識と遺産を残せればいいかな
とおもいますね。


会社で頑張ることに意味を見出せない

2018年頃に休日出勤で
日曜日出たことがありました。

日曜日に私と上司で
出勤していたのですが、

その上司は
「なんか体調悪くて寒気がする」
と言っていて、

仕事をその日はしたのですが、
次の日休んでしまいました。

そして、
翌日私は出社した際、位の高い上司が

「休日出勤を頑張ってしても、
平日休んだら意味ないよな」
と笑いながら言っていました。

この発言やばいな
と私は思いました。

そもそも私達は自分の仕事、
すなわち位の高い上司のために

仕事を終わらせようと努めたのに、
それを評価されない。

しまいには平日休んだら意味ないという
当たり前の事を言って笑い飛ばす。

『あなた達のために
こんな頑張ったのに
こんな言われようをするのかよ?』

と心の中で思いながら、
その時はそんなもんだよな
と思ってました。

しかし今考えても、
『ヤバいこと言ってたなー、
あの位の高い上司は』と思いながら

会社のために頑張ることへの良さは無いな
と確信しました。


頑張らないためには会社と向き合う

これは今の自分です。

身体的健康、精神的健康ほど
大事なものは無いとおもってます。

身体的健康は食事と睡眠でなんとかなります。
ただ身体的健康は自分の意志が無いと
維持できません。

特に怒りについての観点では
『イライラ・怒りをとる技術』という本
でも書いてありましたが、

・とにかく寝たりリラックスする
・怒りの源となる刺激から離れる

と言った行動が最優先です。

仕事で忙しくなりそうなときは
睡眠時間の確保は必須です。

そして
リラックスする時間も必要ですから
休日出勤はしません。
(出勤して体調不良になったら
また笑われちゃいますからね...)


そのバランスが崩れそうであれば
ムリヤリ有給休暇をとったり
(要するにズル休み)

上司と話して部署異動や、
残業はそんなにできない事を
アピールすることが
重要だと思いました。

そして
残業や休出しなくてすむことには、
日々感謝の気持ちを持つ。

そのようにして
頑張らないための心持ちを
継続する意志力が必要だと思います。



効果:自分にとって良い習慣を会得

頑張らないようにしてから
以下の効果が得られました。

・急な子供の休みに対応できる
・健康管理第一のため体調は崩しにくい
・残業しないから収入は減るが、その分工夫する

特に『収入』が減るというのは
多くの人にとって、
許せないことかもしれません。

ですが
時間に余裕が持てるようになると
何が大事で何が要らないのか?
理解することに努める時間ができるので、
生活コストを最適化できます。

生活コストの最適化により余った資金を
資産分散効果の高い
全世界系のインデックス投資ができれば、
資産も最適化できます。

なので
残業して収入は減ったとしても、
お金と向き合うことで残業代よりも、
もっと大事なお金や人生の本質と
向き合えるとも思いました。


まとめ:ゆるく生きやすい世の中へ!

私は世の中は平等であり
自由であるべきだと思う気持ちが強いです。

ただ多くの人が
自由と平等を両立をさせることは
さらに難しいと思います。
(平等と自由の定義も
人によって異なりますからね。)

ただ、例えば育児であれば
夫婦共に仕事ができ、
夫婦が育児を理由に交互に休み、

夫婦が育児の主体になり、
育児を平等に行うことで、

お互いの自由度を増やすと言う考えは
多くの人に最適であると
私は考えています。

また、
育児、介護、仕事など、
何かを成し遂げる際は、

次の手を考える時間や
何も考えずぼーっとする時間も
必要だと思うので、

そのためにも
ユトリを持てる様な体制を作りが
重要であると私は思います。


私の場合はユトリを持てる
体制にするためなら、
仕事も欲望も減らす事ができます。


そしてユトリを持てる体制を作るために、
『怠惰に生きる』というのも
一つの選択肢だと思いました。
(むしろ本気で多くの人が
怠惰に生きて良い気もします)

私も極端な考えなので、
こんな考えを持つ人に
あまり出会えていませんが、

そんな仲間が増えてほしいなと思い
今回の記事を書いてしまいましたw

ただ実際は活動を共にする
家族、友人、同僚がいるので、

自分の考えに固執し過ぎず、
周りと雑談ベースで会話しながら、

お互いにユトリの持てる体制を
構築していくのが重要だとも思います。

また仕事に関しては自分の考えに
固執することも時には必要なので、
その人の経験とバランス感覚しだい
であるとも思います。

まあ色々な要素がありますし、
考え過ぎてもきりが無いので、

私自身はこれからも
頑張り過ぎないように、

ヌルくnoteや仕事や
その他活動をしていきたいと思います。

最後まで読んで頂き、
ありがとうございました。


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参考文献

自衛隊メンタル教官が教える イライラ・怒りをとる技術 朝日新書 下園壮太


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